クィアで聴き解くGARNET CROW②~「clockwork」のもうひとつの仮説
前回の記事にて筆者は、GARNET CROW、引いては作詞者であるAZUKI七が、「子を産むことができない」というテーマを持つ「JUDY」を「一線を画す」作品として扱ったという事実に対し、これはなぜなのかというかたちで結んだ。
そこで今回は、最近たまたま聴いて痺れた楽曲「clockwork」を題材に,
このことに迫って行きたいと思う。
「clockwork」は、2008年10月に発売された「百年の孤独」のカップリング曲である。当初この曲を聴いた際、前奏が3rdアルバムの「C