出張！鎌倉編

 東京カス飲酒、四つ目の記事にして早くも出張編。

 鎌倉殿の13人にどハマりして兼ねてより巡りたかった聖地へ赴く。SNSを絶っても歩くだけでネタバレが飛び込んでくる試練の街。せめて実朝様の事件までドラマで見てから行きたかったが、日程の都合でプレ実朝事件の状態で鎌倉へ。案の定鶴岡八幡宮でネタバレを喰らう。いいんだ。ちゃんと学校で勉強してればネタバレもクソもないんだから。

 もちろん、ちゃんと勉強してればちゃんと勉強したなりの楽しみ方があるのだろうが、不勉強でもそれならそれで先の見えないドラマとして楽しめるのが大河のいいところだとわかった。最初から最後まで見れた大河は今回が初だが、次の「どうする家康」も見てみようと思う。とりあえず3話くらいは。

 さて、肝心要の飲酒だが、残念なことに由比ガ浜最寄りのローソンが潰れてラーメン屋になっていた。鎌倉を一通り観光し、最終的に由比ガ浜まで辿り着き、ここのローソンで瓶ビールを買って海を眺めながら飲るのが鎌倉へ来た時の俺のルーティンだった。こんな風のしょっぱいところでしょっぱいラーメンも無かろうと思う。いや、意外と美味いかもしれん。

 今回はノンアルコールで海を眺め、少し駅よりのローソンで地ビールを買って飲みながら帰路に着いた。血で血を洗う鎌倉の歴史を反映するように一日中暗澹たる雲が立ち込めていたが、この段になって青空が見え始めた。むすび良ければ全て良し。現代にも晴れ間がさしたような、そんな晴れやかな気分で鎌倉を後にした俺であった。

じゃ、また。