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”美味しいもの”はなぜ体に悪いのか

今日は医師と研究者のYOUTUBE動画をひとつ紹介します。

<武田邦彦先生&吉野敏明先生対談講演会>

武田先生も吉野先生も世の中の闇と戦う戦士☺️自分に嘘がつけない。間違っていることは間違っていると、たとえ最後のひとりになっても戦う人です。そんなお二人の「食べ物」をテーマにした対談!ぜひ見ていただきたいのですが、その中でも面白かったQ&Aやりとりをこちらで紹介します。(文字起こしではないです)

Q:武田先生の質問
「美味しいと感じるものは食べていいとおもう。なぜなら栄養学がなくたって、本来人間の舌は昔から欲しいものを本能で欲して食べていたはずだから。なのに、美味しいものがなぜ体に悪いというのか?」

A:吉野先生の回答
例えばケーキ、食べたら(吉野先生も)美味しいと思う。でもケーキのクリームは本当は”生のクリーム(牛乳)”を使うもの。しかし、今はほぼホイップクリームを使っている、あれはいわゆるトランス脂肪酸(植物性油脂)、自然界に存在しない人工物。
果糖ぶどう糖(安価な甘味料)やグルタミン酸ナトリウム(うまみ調味料)もそうだけど、ああいう自然界にないものは、美味しく感じるけれど味覚を麻痺させる。
自然界にあるものだったら、そもそも体はそんなに沢山食べようと思わない。
本当の生クリームで作ったケーキなら、3つも食べれば胸焼けが始まる。(でもニセものは食べても食べても味覚が麻痺しているから感じない。そして、もっともっと欲しくなる。)
グルタミン酸ナトリウムは、コンビニの弁当やラーメンに多く入っている。味覚が麻痺するからどんどん味の濃いものを欲するようになる。(これがコンビニ漬けや毎日ラーメン生活となる)
天然のもので、美味しいものなら、本当に体が欲しているとおもう。
だけど、(人工的につくられた物というのは)生化学的に、人間が分解できないもの。本来地球上に無いものが、体に入ってくるわけで、だから味覚が麻痺しておかしくなる。

ということでした!
いくら食べても「もっともっと」と満足しない。まるで麻薬みたいですね。
味覚が麻痺するような食べ物ばかり食べていると、本当の美味しさがわからなくなります!
麻薬のように、いつもコンビニ弁当や甘いお菓子を食べてないと、平常心を保てなくなるようになったら、ますます負のスパイラルですよーーーー!!

食べ物、めちゃくちゃ大事、自分の体は自分で守りましょうね!


武田邦彦さん
環境汚染、エネルギー、原子力なんかの研究者で大学教授。

吉野敏明さん
歯科医師。銀座で未病に特化した医療を目指すクリニックの医院長。


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