ボードゲームカフェの常連
利用する上での注意事項
前回の記事では「お店への連絡」と「料金」を説明してきました。後は皆さんのコミュニケーション能力次第ではありますが、ボードゲームカフェに行っても何も問題ありません。ですが、まだ不安な方や私の体験談が気になる方は今からお話しさせていただく注意点についても目を通してみてください。これらは私自身がボードゲームカフェに行ったばかりの時に感じたことと今も尚思ってしまう点についてお話させていただきます。
ちなみにこれから話す内容のほとんどが私の行ったボードゲームカフェの常連客さんとのお話となります。
※私の個人的観点や偏見、もしかしたらただの被害妄想があるかもしれません。加えて、感じ方によっては不快に思われる箇所があります。
そちらを理解した上で読み進めてください。
ボードゲームカフェでの体験談
常連さんのタイプ
まず印象に残っているのはお店の常連客さん達です。
一人で来た新規さんには、慣れの有無関係なしに親しい常連客を当てられるのが割と定番の流れだと勝手に思っています。お店側としてはそのお客さんのことを全く知らないので、どれくらいのレベルでできるのか、どれくらいのゲームまではできそうなのかを見極める必要があるからです。
基本的に常連客さんは三パターンに分かれていると思っています。
①めちゃくちゃノリが良く、コミュニケーションが上手い方
⇒陽キャタイプ
②ひと目で陰キャだと分かるが、ボードゲームIQが高い方
⇒IQタイプ
③なんか言い表せないヤベェ雰囲気を纏った奴、言動がヤベェ奴
⇒ヤバい
以上です。ちなみに③のヤバい以外は、会話してみると基本的に良い人ばかりです。他人に配慮できる方が多いので、そこは心配しなくて結構です。
それくらい許してくれても……
②のIQタイプはルールに対してガチで取り組んでいるので、何か1つでも間違っていると説明書を確認しては訂正します。当たり前だと感じた方もいると思いますが、意味は同じでも僅かなニュアンスの違いでも確認する程に細かいのです。それを悪いとは言いません。だって、本人が納得できていないのですから。悪い人ではないので、怖がらずにそういう人なのだと受け流していきましょう。
疎外感
初見で行くとあるあるなのですが、そこのお店に通っている月日が違うので、店長や店員と常連客同士でしか分からないやり取りをされると疎外感を感じることがあります。内輪ノリはわたしもやってしまいますし、やってる側は最高に楽しいですからね。その感覚を理解していても、仲間外れにされるあの感覚は少し悲しいものです。
やはり③に関しては常連客同士でもあまり評判は良くありませんので、仲良くなってくれると教えてくれることがあります。そこの店長さんも薄々思っているのでしょうが、そのことを言及することはもちろんありません。余程のことをしない限りは出禁にはできないのが経営の苦しいところだなと感じます。
やっぱりお前らクレイジーだぜ!
さて、皆さん。私が相席をしたヤベェ奴らのご紹介といきましょう。皆さんもこれから出会う可能性がありますし、もしかしたらヤベェ奴と認識される行為を無意識にしているかもしれません。それを踏まえまして、一例を話させていただきます。
スマホなしじゃ生きていけないの?
「えっ? 何が悪いの?」と思った方は注意が必要です。
私自身も連絡の確認や他のボードゲームを探すとき等にスマホを触ることはあります。しかし、入店してから退店するまでその方はずっとスマホを触っている方に会ったことがあります。あまりボードゲームをやらない方で友達に連れてこられたのだろうという雰囲気を察しました。ルール説明中もポチポチ、カードを持った手でポチポチ、みんながゲームの片づけをしている時もポチポチ。ずっと触っているものですから、不快を通り越して呆れてしまいました。大体2時間程でスマホを触っていた方は帰られました。一緒に来た友達の方は一緒に同席した方に謝罪し、閉店まで楽しく遊んでいました。
スマホを触ることに関しては、私たちも使うものなので多少は目を瞑らなくてはならなでしょう。しかし、誰かが考えている場面の待ち時間中であっても、スマホをずっと触っていることは大変失礼です。ですので、スマホを触るのは最低限に。ボードゲームと目の前の人に集中して欲しいものです。
ボードゲームカフェに出会いを求めるのは間違っている。
地方にあるその地域には一軒しかないボードゲームカフェに行った時の話です。たまたま近くに来たので折角だからとお店に寄りました。店長さんが物腰柔らかく、朗らかな店長さんでした。二人で「パッチワーク」や「フィヨルド」をしながら、相席できる方を待っていました。すると、その店のバイトの女子大生の方が出勤してきました。この方を仮にRさんとしましょう。詳細は伏せますがおじさんが好かれそうな要素をたくさん持っていました。ボードゲームに詳しかったので、一緒にボードゲームしても物凄く楽しかったです。その後、常連の方々が仕事を終えて来店されたのですが、その中に奴がいました。
来店そうそう奴は猫なで声でこう言いました。
「Rちゃん、今日も元気いっぱいだね。可愛いね」
背筋が震えましたね。いやぁ、きっしょ。本当に……スゲェや。
つい本音が出てしまい、申し訳ありません。
その後も昭和コッテコテのセクハラ紛いが続きます。
「このゲームやりたいって言ってたでしょ。持ってきちゃった」
「よく見ると指細いね。ちゃんとご飯食べてる? 今度一緒に行こっか」
「店長、俺Rちゃんの隣行きたいから席変わって」
これ以外というよりもこれ以上のものがありましたが、書きたくありません。ここのボードゲームカフェの店長も、Rさんも良い方なのにヤベェ常連客が住み着いていました。Rさんも奴が店に来た時から、こころなしか笑顔が減った気がしました。ちなみに奴は坊主頭の50代ぐらいの方でした。
絶対勝ちたいマン
これは行きつけのボードゲームカフェに居る方のお話です。この方は普段あまり見掛けず、ゲーム会のイベント時だけ来ます。
まずは超イキってきます。初手イキりしまくります。マジでイキります。
しかし、自分の形勢が不利になると独り言が多くなります。そして負けると「このゲーム、つまんねぇ‼」と面と向かって言ってきます。この時私が持ち込んだ「a la carte」というゲームでも同じことをされました。もう二度とこの人とはボードゲームをしたいとは思えませんでした。
この方の凄いところは他にもあります。ゲームのジャンルに関わらず、勝ちを意識して獲りに行きます。「ガンメンマン」や「Stella」、「昼ドラ川柳」といったゲームでも問答無用で本気で勝ちに来ます。大喜利系やお笑い系でも勝つことしか考えられないみたいなのです。なんでなんでしょうか?
ゲーム本来の楽しみ方をできるはずなんですが、不思議でたまりません。いつも相席している常連の方から聞いた話なのですが、本人は「勝ちを意識し過ぎてしまう」ことを自覚しているとのことです。しかし、「それが楽しいからやめるにやめられない」とのことでした。
一生分かり合うことはないでしょうね。全く。
親しくなくとも礼儀あり
ボードゲームカフェだけの話ではなく、人に対して礼儀を持って生きないといけないなと省みる機会ともなっています。私は勝手に奴らを反面教師にしています(笑) 私も散々な言い草をしてきましたが、慢心していると奴らのようになってしまうでしょう。皆さんもお気をつけてください。
他人に対して敬意をもって接する。
そんな当たり前のことを忘れないようにしていきましょう。
ちなみに多少情報をボカしていますが、一切盛っていません。本当に体験したことを書かせていただきました。むしろ少し弱めました。
この3話以外にもお話はあるのですが、それらはあまりインパクトがなかったので載せませんでした。
また機会があれば、書いてみます。私の中のヤベェ奴らの更新もあるかもしれませんが(本当に遭遇したくありません。楽しくボードゲームさせてください)。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
缶コーヒーご馳走様です。それでは。
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