【市町村市民活動支援センター訪問記・その③】~県南(備前県民局管内)編~
~県南(備前県民局管内)編~
今回は、備前県民局管内の2つのセンターを訪問した様子をご紹介します。
令和4年7月20日に赤磐市市民活動支援センターどんぶらこさん、
7月28日に玉野SDGsみらいづくりセンターさんのヒアリングを行いました。
<それぞれのセンターの現状や特徴について>
赤磐市市民活動支援センターどんぶらこさんと、玉野SDGsみらいづくりセンターさんは、どちらも民設民営のセンターです。
また、両センターとも貸館業務をおこなっていないことや、それぞれの市に対して若者がまちづくりに関わる提言機会を作ったりと、場所は離れていても共通点があります。
●赤磐市市民活動支援センターどんぶらこ
地域の団体のネットワーク構築を目的として設立された経緯もあり、地域の活動団体からの相談が多く、地域の各団体と交流する中で互いにスキルアップして活動が充実することを狙っています。また、赤磐市の事業を通して、地域の若者と共にまちづくりに取り組んでいます。
令和4年は10周年目となるので、周年事業(役員全員に向けての研修会)を企画開催されました。
●玉野SDGsみらいづくりセンター
2020年5月にNPO法人に準じた任意団体という形で発足しました。
市民の誰もが住んで良かった、若者たちが帰ってきたいと思える、楽しい玉野市の未来づくりを実現することを目的として活動されています。
主たる拠点は持たず、玉野市内にある中央公民館をはじめ9つある市民センターで活動する形で事業を実施しています。(今回のヒアリングも玉野市 荘内市民センターにて行いました)
フットワーク軽く、様々な地域へ出向かれ活動されていてます。
<このテーマで語る:行政との連携について>
◆赤磐市市民活動支援センターどんぶらこ
赤磐市協働推進課より「赤磐市若者まちづくり推進事業」を受託し、実施されています。これまでに、まちづくりの協働事業も実施されており、若者がまちづくりに参画する企画の中では、地域のNPO法人や団体とも連携し地域活性化につながる事を考えられています。若者の意見を集め、魅力的なまちづくりへ積極的に参加する機会を創出する事を市より期待されています。
◆玉野SDGsみらいづくりセンター
玉野市の補助金事業の「協働のまちづくり事業」を通して、地域で活動している37団体のヒアリングを行い、各団体の特徴や強みを公開しマッチングを行われました。玉野市は、この活動報告を受け、2022年度から制度の一部見直しを行うなどの成果を得られています。
市内の高校とまちづくり活動に取り組んでいる会をつないで伴走支援を行い、高校生主体で地域課題を考え、市長へ提言する事業もされました。
今回、お話を伺った2つのセンターは、若者の地域活動参画のための事業に積極的に取組まれており、市へ提言を行うなどの成果を上げられている特徴があります。
また、地域で活動されている団体が互いに交流できるように支援を行っており、
市との信頼が厚く今後もまちづくりに対して大きく期待されています。
それぞれのセンターの情報はこちら
赤磐市市民活動支援センターどんぶらこ
https://www.facebook.com/akaiwa.simin.act/
玉野SDGsみらいづくりセンター
https://bit.ly/3XzOf56
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