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人に出会うといろんな気づきがあって、それは、とっても大事なことだと思った。

名古屋へ行く用事ができたので、名古屋の鍼灸院へ行く予約をした。
鍼灸院の先生である、くにさんとは今年の8月に初めて会った。

上に以前書いた記事が載っています。

くにさんも私も入っているオンラインサロンのオフイベントで滋賀県のコテージで家族同伴OKのイベントがあった。
そのイベントに参加した時に初めて会った。

8月のお盆の頃に手を酷使してしまいなんとなく左手に違和感があった。
私は、左利きなので、利き手が左になる。
それでも、激痛ではなく腱というか筋というか親指から手首にかけて時々「痛っ」と思う痛みがあった。
だけど、自分自身、湿布薬や痛み止めの薬をもらったら時間がたてば治るかもと思っていたから時間を作ってかかりつけの整形外科へ行こうと思っていた。
だけど、なかなか時間が取れずにいた。
土曜日だったら行けるかもと思っていた。
コテージに行く予定と重なり、病院は次の週末に行こうと思っていた。

夜、子どもたちが寝て大人たちで、お酒を飲みながら、話をしていた。
その時に参加者のくにさんが鍼灸の先生ということを知った。
私の左手を見せて
「何日か前から親指から手首にかけて、痛いんだけど・・・」というと、
明らかに右手に比べて腫れて大きくなっている左手にを見て
血流が良くなるようにとツボを押してくれた。
痛気持ちよかった。そして、持参していた鍼をさしてくれた。
鍼は、初めてだったのでちょっと怖かったけど、痛みもなく、さされてるなっていう感じだった。

治療が終わると今までの痛みがウソのように軽くなった。
腫れも引いて、右手と同じくらいの大きさになった。

初めての鍼治療だったけど、痛みがこんなに簡単に緩和されると思うと、うれしくなった。
そのあと、くにさんの治療院へ2回行き、今回3回目の訪問となった。
鍼治療にはまってしまった。だけど、他の治療院へ行くにはハードルが高かった。
結局、名古屋のくにさんの治療院へ行く。
新幹線なら京都から約30分で名古屋に着く。
交通費と治療費を合わせても身体のメンテナンス代としたら、べらぼうに高い値段ではないような気がする。

今回、治療を受けながらいろいろ考えた。
私は現在、バセドウ病を患っていて3ヶ月に一度病院へ行く。
現在は、血液検査は正常値だけど、メルカゾールという治療薬を服用しているからの正常値なので、完治しているわけではない。

なぜ、バセドウ病がわかったかというと、10年くらい前にめまいと頭痛と吐き気がして病院へ行った。
脳の血管が詰まったとかそういう病気かもと思ったら、CT検査では正常だった。
でも私の様子を見た先生が、血液検査のオーダーにバセドウ病の検査も入れてくれていた。
先生曰く「手が小刻みに震えていたから」らしい。
血液検査の結果、バセドウ病の値が出て、バセドウ病に間違いないと言われた。
以来、バセドウ病の治療薬の一つである、メルカゾールを服用している。

その頃ダイエットをしているわけでもないのに、体重が落ちていった。
最近、食べる量減ったかなと思っていた。単純に嬉しかった。
でも、それは、病気のせいだった。
今は、食べたら、食べた分だけ、ちゃんと体重は増える。
病気が治っている証拠だと思う。ちょっと悲しいけど。

施術中に力を抜いてって何度も言われた。
でも、自分では力を抜いてつもりなんだけど、うまく抜く事ができない。
「病気のせいかも知れないね」と言われた。体の中の緊張状態を抜く事が難しい。
自分では、もう治っているじゃないの?と思っているけど、やっぱり、治ってないのかも知れない。
普段生活していて、動悸が激しくなったり、胸が苦しくなったりとか全然ないので、全く自覚症状はない。そんな状態だから、薬を飲むのを忘れる事が多い。
家には大量の薬の在庫があった。
前回は、診療後に院外薬局で薬をもらうのだけど、大量にあるのでもらわずに帰った。
診察の時に、薬がちゃんと飲めているか聞かれる。薬が余っていることは言ったけど、報告している量よりもたくさん在庫がある。在庫の数を少なく言っている。

そのことをくにさんにいうと
「どうして、正直に言わないの? 先生もそんなにたくさん薬が余っている状態とわかれば、治療方針も変わるのに・・・」
と言われたけど、
私は、きっとこんなに飲めてない事がバレると叱られるんじゃないかと思って、言えないでいるのだ。

その時、ふと、なんで、そう思うんだろうと考えた。
「叱られるかも知れない・・・。怒られるかも知れない」
そういう思いが常にあるからかも知れない。

だから、適当にこのくらいだったら怒られないよね、と思う答えを言っている。

たぶん、正直にいうと怒られたりした経験が多くて隠す事が多くなったのかも知れない。

お医者さんの立場だと迷惑な話だと思う。
正解ではないんだから・・・

くにさんの
「正直に言ったほうがいいよ」と言われたことで、つまらない事にこだわっているのかも知れないと思えた。
次の診察では、ちゃんと正直に報告しようと思った。
そうやって、いろいろな気づきにあいながら、施術は終わった。

いつも、まだまだ改善の余地はありますよって言われる。

でも、体が軽くなっているから、少しは改善されていると思っている。
そして、何よりも少々無理をして、体に支障が出ても、治療してもらえる場所があるという安心感がある。

こんなやりとりができる素敵な場所にめぐり会えたことを嬉しく思った。







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