見出し画像

【養護教諭向け】春の繁忙期の負担軽減!働き方改革検討項目

みなさんこんにちは!
養護教諭@仕事効率化&教採応援🎌です🙋‍♀️
今回は養護教諭の山場とも呼ばれる
春の健康診断の時期(4~6月頃)の
負担をどのように減らしていくかについて
私が考えた実践方法を
紹介していきたいと思います!

この記事の読者の方の中にも
健康診断の時期でも早めに帰れるように
仕事の負担を減らしたい!という方や
子育てや介護、通院等で
なかなか遅くまで勤務できないという方も
いらっしゃることでしょう🤔

私自身もあまり予定を詰め込まず
余裕を持って仕事に取り組めるのが
好きなタイプなので
今の勤務校で実践した
健康診断が重なる繁忙期でも
少しでも負担を減らせるような工夫を
参考にしながら
記事を書いていきたいと思います!

また、春の繁忙期の負担を軽減すると
異動したての後任者にとっても
ありがたいと思うので
ぜひぜひ参考にしてみてください✨

次年度の実践については
今年度中に計画・準備するものも多いので
ぜひ早めに検討したり
取り組み始めてみると良いでしょう👌


健康診断のスケジュールに余裕を持たせる


それぞれの健康診断を行う上で
事前の準備や事後処理などの
負担も多いですよね💦
そして各種検査が何日か連続だったり、
1日に複数組み込まれたりしていると
大きな負担を感じると思います😣

そのため、健康診断の
スケジュール調整をする際に
ある一定の時期に集中させるのではなく
余裕を持ったスケジュールで
組んでいくことをおすすめします!

4月中に健康診断が集中していて
負担が大きい…という話をよく聞くので
例えば、4月中は校内でできる検査項目
(身体計測や視力・聴力検査)などを行い、
5月以降に負担にならないスケジュールで
対外的な検査項目を
(内科・歯科・耳鼻科・眼科・尿・心電図等)
組んで行くことがおすすめです!

※校医さんの都合や教育委員会での調整、
学校の都合(行事や教育実習に合わせる等)で
希望通りにならないパターンも
あると思われるので
そちらは学校や自治体の事情に合わせて
調整していただければと思います!

また、法律で定められている健診項目は
6月30日までに行わなければならないが
中には色覚検査や地域特有の任意検査などの
検査を行っている学校もあると思います!
その場合で日程変更が可能な場合は
無理に忙しい時期に実施せず
健康診断が落ち着いた7月以降や
2学期などの落ち着いた時期に
実施を検討してみるのも手です🙆‍♀️

歯みがき指導・保健指導の実施時期の検討


養護教諭が歯みがき指導や
保健の授業のTTとして
参加している学校もあると思います!
特に歯みがき指導を行う学校は
6月の「歯と口の健康週間」辺りで
指導を行う場合も多いと思います🪥

でも実際、その時期はまだ
健康診断が残っていたり
5月頃に健康診断と並行しながら
準備する必要があって負担が大きい…と
思っている方もいると思います😌

その場合は無理に6月に集中して実施せず
時期をずらして実施することや
時期を分散して実施することも
1つの手であると思います!

時期をずらす、分散することを
検討している方は
11月に「いい歯の日」があるので
その時期に合わせて実施するのもありです🙋‍♀️

11月も学校によっては
宿泊行事や就学時健診などと
重なることも考えられますが
準備の時間が6月実施よりも多く取れるので
健康診断が落ち着いた7月以降や
夏休み中などに
ゆっくり準備に取り掛れるのが
大きなメリットです😊

私の勤務校もコロナ禍をきっかけに
11月メインに歯科指導が移行したのですが
教材作りにじっくりと
時間をかけられたことや
6月よりも
行事が少ない中(私の学校の場合)での実施で
良かったと感じました!

保健の授業に関しても
健康診断期間中の負担が少ないように
時期に縛りがない場合は
7月以降の実施を検討してみると
良いでしょう👌
(こちらも夏休み中に
準備を進めることを考えると
2学期以降の実施がおすすめです!)

※教員採用試験を控えている方は
2次試験前に保健指導を行うことも
おすすめですが
時期的に忙しいと思うので
負担になり過ぎないように⚠️

委員会での取り組み等の開始時期の検討


4月初めの忙しい時期は
通年で行っている委員会の取り組みなどを
健康診断と並行しながらこなしていくことは
かなり負担が大きいと思います💦

特に異動したての場合は
学校の事情もよく分からないため
やることが多いと大変ですよね😣

そのため、通年で行っている
取り組みについても
4月などの繁忙期の負担を考慮し
取り組む時期などを検討するのもありです🙆‍♀️

私が検討した例としては
清潔検査の開始時期を見直したことです!
集計を委員会の児童が行うのですが
4月の新しい委員会が決定する前だと
前年度の少ない委員の子で
行うという負担もあったため
新しい学年での委員会の
組織作りが終わった後から
清潔検査を始めることにしました!

そうすることで
養護教諭の4月当初のチェックの負担が
減っただけでなく
1年生担任からも
指導の負担が軽くなったと
意見をいただいたので
とても良かったと感じました☺️

その他の例としては
学校保健委員会の実施時期や回数の検討、
清掃主任も担当している場合は
縦割り班清掃の開始時期の検討など
様々なケースが考えられます!

学校全体に関わることについては
他の先生方と相談して同意を得たり、
職員会議等で意見を出して
検討してもらうが大事なので
他の先生方と協力しながら
より良い実践を考えて見ましょう✨

後任者のための負担軽減!養護教諭担当行事の見直しや他の先生との協力


学校保健委員会や心肺蘇生(AED)講習、
アレルギー研修などの保健関係の行事や
学校によっては年度始めの清掃指導などの
養護教諭が関わる行事が
忙しい時期と重なって
余裕がないといったケースはありませんか?

年度当初から職員に周知する必要のある
エピペン研修などの
年度始めに行う必要がある行事もありますが
よくよく考えてみると
必ずしも年度始めなどの忙しい時期に
行わなくても良い行事も
見つかるかもしれません!

そのため、負担になっている行事を
今の時期に行う必要があるか
時期をずらせるものは
ずらす事はできるかなどを
検討してみるのも良いと思います🙆‍♀️

たとえずらすことのできない行事であっても
異動等があり養護教諭の負担が大きい場合は
保健主事や昨年度から在籍している先生と
協力しながら行える体制作りや
活用できる資料を事前に作って残しておくと
スムーズに進めやすいと思います!

また、行事とは話が逸れますが
学校にSSS(スクールサポートスタッフ)が
配置されている場合は
お便りの印刷、掲示物の作成・掲示、
健康診断結果通知の袋詰め、尿キット準備、
その他保健関係や
校務分掌に関わる軽作業等を
協力してもらうのも手です👌

日程変更が難しい場合は業者の教材や外部講師などをフル活用


関係行事の日程変更を検討または
提案したけれども
どうしても行事等との兼ね合いで難しい…
などといったパターンもあると思います

そして、異動したばかりだと
前年度に練った計画に沿って
物事を進めて行くことになるので
多少ハードなスケジュールであっても
なんとかやり切らないといけないですよね💦

そのような場合は
業者が無料提供してくれる教材や
外部講師をフル活用するのも手です🙋‍♀️

教材については前年度から
申込しなければならないものもありますが
間に合わないものは今年度の状況をふまえて
来年度以降活用できるか
検討してみるのが良いでしょう!

ちなみにおすすめの業者の教材はこちらです!
↓↓↓

①全国小学生歯みがき大会(ライオン)
※ 前年度からの申し込みが必要です!
2025年開催分の申込期間は1月6日(月)10:00~2月28日(金)24:00まで

②ロリエ初経教育セット(花王)
※ 2025年度の募集期間は2月1日(土)~4月30日(水)まで
新年度に入ってから申込もできますが、なくなり次第終了の可能性もあるのでお早めに!

③あわあわ手洗いの歌(花王)
※ Youtubeの動画なのでネット環境が整っている場合はおすすめです!

また、外部講師を活用する例としては
次のようなものが考えられます!

・歯科医や衛生士による歯科保健指導
・薬剤師や保健所職員による薬物乱用防止教室
・栄養教諭や学校栄養職員による職に関する指導
・救急救命士による心肺蘇生、AED講習会
・保健師や助産師による命の教育

外部講師を活用する講座は
年度途中から申込できるものも多いので
検討してみるもの良いでしょう👌
講座の申込や依頼をする場合は
関係機関と連携しながら
連絡調整をしましょう!

場合によっては自治体から
講座等のお知らせが来ることも
考えられるので
自治体からの通知文書にも
目を通してみるのも良いでしょう👀

今年度の文書や様式を書類やデータで残しておこう


もしも通年出している
おたよりや実施計画などの様式がなく、
全て一から作らなければならないのは
大変ですよね😂
(特に異動したばかりで
何も資料が残っていないと
どのように仕事を進めていけば良いか
分からないですよね💦)

今年度の文書を残しておくことで
後任者の負担を減らすことができるのは
もちろんのことですし、
自分が今の学校に残る場合でも
仕事の方向性が見えやすいので
おすすめです!
(文書作成の手間も減らせますよね!)

データで残しておくことが
手直ししやすいのでおすすめですが、
もし難しい場合は紙で残しておくと
安心だと思います🙆‍♀️

引き継ぎ資料についても
データで残しておくと
追加や修正がしやすいので
データでの作成がおすすめです✨

また、作成したデータは
上書きするのではなく
別名で月や年度ごとに分けておくと
次年度以降に活用しやすいと思います!
(修正が必要になった場合は
前のデータが残っていると
すぐに手直しできますし
資料作成の際に年度の推移を見ながら
作成に取りかかれるという
メリットもあるのでおすすめです!)

最悪容量がいっぱいだったり
古い資料は不要な場合は
月や年度ごとにまとめてあると
削除もしやすいかなと思います🤔

春の繁忙期に備えて時間がある時に仕事を進めておくのも◎


健康診断や行事が落ち着くと
学校によっては少し余裕を持てるところも
あると思います
その場合は時間がある時に前もって
春の繁忙期に関わる仕事を進めておくことを
おすすめします🙋‍♀️

例えば次年度の健康診断実施案の作成や
4~6月頃の掲示物・
保健だよりのネタを考える、
その他養護教諭が関わる
校務分掌の仕事を進めておくなどが
考えられます!

特に健康診断については
ある程度落ち着いたら実施記録を作成し、
次年度に備えると良いと思います😊
(おおよその時間や実施方法、
反省などをまとめておくと良いでしょう!)
健診の会場写真も撮っておくと
次年度実施や引き継ぎの際に
非常に重宝されると思います🙏✨

また、過去の記事に
「時間があるときにやること」についても
まとめてあるので
こちらもぜひご覧ください!
↓↓↓


来年度の行事検討の際に養護教諭の立場からの意見を伝えることも大切


学校に1人もしくは2人が大半である
学校の中では少数派の立場の養護教諭、
不満や負担感について意見しないと
場合によってはそのまま我慢し続ける
可能性があるかもしれません…

例えば負担を感じた場合や
新しい取り組みを始めたい時、
働き方改革をしたい時は
養護教諭の立場から意見を
伝えることも大切です🙋‍♀️

行事との兼ね合いなどで
実施や変更が難しいことも考えられますが
学校をよりよくするためにも
しっかりと意見を伝えることが大切です!

もし希望通りにならなかった場合でも
今後の方向性について考える
きっかけになる場合も考えられるので
意見せずに後悔するならば
ダメ元でも意見してみるのも
手かもしれません✋

❁❀✿✾

いかがだったでしょうか?
春の繁忙期の時期であっても
保健室来室対応などの通常業務については
他の時期と負担感は
あまり変わらないと思うので
健康診断などの大きな負担は
なるべく減らしていきたいですよね💦

そのため、この記事を読んで
いいな!と思った実践については
ぜひ生かしていただけると嬉しいです☺️

この記事を読んだ養護教諭のみなさんの
春の繁忙期の仕事の負担が
少しでも軽くなりますように…🙏

他にも、過去の記事で
「仕事効率化」について書いたものを
こちらのマガジンにまとめたので
ぜひご覧ください!
👇


今回も最後まで読んでいただき
ありがとうございました!
また次回もよろしくお願いします🙇‍♀️

いいなと思ったら応援しよう!