[#107] 私について書いてみる①
前回の続きです。
先日、先輩セラピストの高山ちずさんとお会いしてきました。
ちずさんとお話する中で、SNS上の私の印象が、
予想に反して敷居の高いものになってんじゃない?という発見がありました。
ずっと順風満帆な人生を歩んできたわけでもないし、何でもデキる訳でもないし、迷える子羊だった凡人ですよという意味を込めて、私自身のことについて綴ります。
私も人並みに、辛い経験やら、しんどいことは色々あったわけですが。
全部書くわけにもいかないので、転職のこと、会社員を辞める決意をし、ヒプノセラピストになろうと決意した辺りのことを書こうと思います。
自己紹介記事にもちょっと書いてるので、良かったらこちらも読んでね。
転機になった転職
私はコロナ渦で転職しました。
正確に言うと、転職活動を始めた時にはコロナ騒動はまだ起きてなかったのですが、
活動中にガッツリとコロナの渦に飲み込まれていったのです。
その影響もあってかなくてか、2番目の職場となった企業に転職することを決めました。
全く未経験の海外営業職として。
(前職は、役員秘書をしておりました。)
なぜそんな、畑違いの仕事を選んだのか?
私は子どもの頃からなぜか英語が好きでした。
海外への憧れもありました。留学もさせてもらいました。
だから、将来は海外と接点のある仕事がしたい!と思っていたんです。
そういう背景もあって、最初に就職したのは、グローバルに事業を展開している会社でした。
海外事業を統括するような部署もあるし、海外に関係会社もたくさんある会社です。
何かしら海外方面の業務が出来るんじゃないか、と期待して入社しました。
しかし在職中に、希望する海外と関わりのある部署や仕事に就くことは、一切ありませんでした。
ちーん。
秘書としてたくさんの経験をさせてもらったけれど、「ここは私がずっといる場所じゃない!」、「この仕事は一生私がやることじゃない!」と、いつもどこかに燻る思いを抱えていました。
そういう訳で、転職の際には、「海外と関わりのある仕事が出来ること」を第一の基準として、企業選びをすることにしました。
とは言っても、何する?
「海外と関わりのある仕事」と一口に言っても、色んな仕事がありますよね。
毎日大量に流れ込んでくる求人を見ては、「私は何したいんだろう?」と自分に問い続ける日々。
あれかな?これかな?とは思うものの、あまりピンとはきませんでした。
耳触りの良いカッコよさそうな職種に飛びついては、業務内容を見てもしっくりこなかったり。。。
悶々とする中で、ある思いに辿り着くことになります。
私には最初の会社で、「この人、ココじゃないのにな。」と思う場面がよくありました。
と言うのは、私の同期やら先輩やら、優秀な若手はたくさんいたのに、
その人の得意分野とか特性や良いところと、所属している部署、やっている業務がマッチしてないのです。
「あっちの部署なら、この人の良さが活かされるのにな」とか、
「こういう業務なら、もっとこの人は輝けるだろうな」とか、
お節介にも、何かにつけ心の中で思っていたのです。
優秀な人はいっぱいいるのに、もったいないなぁと。
そして、私もやりたいことと、やってることがミスマッチだよなぁと。
まぁ、大きな組織に所属している以上、ある程度仕方がないことではあるのですが。
そういうことをグルグルと考えていたある日、ピーンと「これだー!」と思える仕事を閃いたのです。
もうこれは、直感としか言いようがありません。
それは、一言で言うと「人材関係」の仕事です。
会社で、たくさんのミスマッチが起こっているなら、私がそれを少しでも無くせばいいんだ!
その人の良さを引き出したり見極めて、その人の才能・長所を活かせる企業、職種と結びつけるサポートが出来たら最高!
そんな風に思いました。
というか、"降って"きました。笑
もちろんグローバルな規模での仕事です。
そういう仕事を考えるとワクワクして、「あ、これ天職かもしれない♪」と浮かれた気持ちにもなっていました。笑
興奮冷めやらぬ内に、転職エージェントの方に
「こういう仕事がしたいので、このジャンルの求人をお願いします。」と連絡をしたのでした。
返ってきたのは・・・
悶々と行く先が見えない転職活動に、「やっと光がさした!やりがいが出てきた!」と舞い上がっているところに、エージェントの方から返答がありました。
「ご希望の求人は、首都圏にはたくさんあるのですが、関西圏にはほとんどありません。」と。
チーン・・・。
私はもともと東京の会社で働いていたのですが、転職を機に、関西圏に拠点を移そうと考えていました。
そこに返ってきたこの返答。
(実際には、もっと詳細に、納得いくように説明して頂きましたよ。)
一気に谷底に落ちた気分でした。
なんやねん、せっかく閃いたのに。
せっかく、これや!って思えたのに。
クソー!
そんな気持ちで意気消沈でした。
しかしながら、エージェントの方は、こうも言ってくれたのです。
「グローバル人材を育てる方になるのではなく、ご自身がグローバルな分野で活躍して背中を見せる、というのも一つの道ですよ。」と。
なるほど、そういう手もあるかぁ、と納得でした。
エージェントの方からしたら、ある種の常套句だったのかもしれませんが、
私はこの言葉のお陰で、納得して気持ちを切り替えることができたのです。
長くなってしまったので、続きはまた次回。
海外に行ってくるので、だいぶ先になるかもしれませんー。
今回も最後までお読みくださりありがとうございました。
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