![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/157545540/rectangle_large_type_2_b80be424178a84a801e6abaa0ecf9d35.jpeg?width=1200)
[#125] 生まれ変わりのエジプト旅⑬
エジプト旅の続き↓
シナイ山から帰ってきた翌日、ついにピラミッドを訪れることになった!
ピラミッドで愛を感じる
リトリートも6日目を迎え、ついにピラミッドを訪れることになった!
しかも、その日は私の誕生日!
なんということでしょう~。
一生に一度は行きたいと思っていた、エジプトを訪れられただけでも嬉しいのに、誕生日にピラミッドだなんて!
予想だにしていなかった展開に、感動した。
有名なギザの三大ピラミッド、現在内部が見学できるのは、第1と第3ピラミッドということだった。
![](https://assets.st-note.com/img/1728629466-SAUZRH2cl6VwkEm0a5CYpnOj.jpg?width=1200)
まずクフ王の第1ピラミッドへ。
ピラミッドに入ると、狭い通路が続き、その奥は坂になっていた。
天井が低く、屈みながら少しずつ進む。
ピラミッド内部は風が全く入らないので、まぁ暑いし、なんだか息苦しく感じる。
外気は乾燥してカラッとしているエジプトでも、ここは湿度がすごかった。
![](https://assets.st-note.com/img/1728629467-lviYfUnRB038okmH5OFSdXVC.jpg?width=1200)
坂を抜けると、今度は天井が高い通路に出る。
いわゆる“大廻廊”と呼ばれるところだ。
こちらは階段になっており、列になって一段ずつ進む。
![](https://assets.st-note.com/img/1728629467-7WuKBNf9MCngQr4wa2GYEUPo.jpg?width=1200)
階段を上ると、“王の間”に辿り着く。
王様の石棺がある玄室だ。
玄室はと言えば、それはもう蒸し風呂のように暑かった。
天井の高い空間ではあるが、階段から続く入口以外に、窓や通気口はない。
どうしたって空気が淀むし、熱気がこもる。
本当にサウナに入っているかのような暑さで、毛穴という毛穴から、汗が噴き出してきた。
玄室内部の壁は、人間から出る蒸気によるものなのか、じっとりと湿っていた。。。
空気も通らず、湿っているのに、カビは生えていないのが不思議だ。
ここで、おーちゃんのアシスタントのみゆきさんが、メッセージを降ろして下さることになった。
繋がったのは、この土地を守る女神様だそうだ。
降ろして下さったメッセージを要約すると、こんな感じだった。
あなたたちに伝えたいのは、“愛”。
昔、神と人と言うのは、母と子のような関係だった。
人間が神に日頃あったこと話したり、困ったことなどを相談して、神がそれに応えたり、その都度必要なことを授けていた。
そこには、愛の循環があった。
しかし、現代はその関係性が希薄になっている。
どうか、愛を思い出して欲しい。
もっと神を身近に感じて、たくさん話したり、頼ったりしてほしい。
人間からの愛を受けて、神もまた愛を渡すことが出来る。
そこに循環が生まれる。
愛されていることを思い出して、そして愛してほしい。
愛を循環させてほしい。
女神さまの大きな愛が溢れるメッセージを聞いた後、それぞれが祈りを捧げることになった。
私は神様に、これから自分がどういうことをしたいか、どんな風に在りたいか、ということについて話した。
そして、私が良き方向に進んでいけるように、導いてくださるようにお願いをした。
すると、こんな言葉が伝わって来たのだった。
「あなたはもう出来ていますよ。大丈夫。愛してる、愛してる、愛してる、愛してる、愛してる・・・」
私は「まだまだこれからだ」と自分で思っていたのだが、「もう出来ている」という言葉に、心が解きほぐされるようだった。
さらに、何度も伝わってくる「愛してる」という言葉と共に、大きな大きな愛で包み込まれている感覚がして、涙が止まらなかった。
“全受容”、“無条件の愛”というものがピッタリな、本当に人類のお母さんのような偉大な愛を魂で感じた。
神様の愛とはこれ程までのものなのかと、魂が震える体験だった。
誕生日にピラミッドに来れたという奇跡や、“愛そのもの”と言えるメッセージに対して、感動・感激の気持ちが押し寄せてきて、泣きじゃくってしまった。
噴き出す汗と溢れ出る涙で、もはや何が何だか…笑
![](https://assets.st-note.com/img/1728629467-FkY3qztWPsXx4EHKlyNAwhv8.jpg?width=1200)
感動的な体験の後、来た道を戻ってピラミッドを出た。
外に出て、やっと新鮮な空気が吸えると安心していると、今度は日射しが肌を刺すように降りかかる。
眩しさの中、外側からピラミッドを観察すると、一段一段巨石が積まれていることがよく分かった。
こんな大きな石を、こんなにたくさん…
どうやって正確に積んだのだろうかと、不思議に思えた。
![](https://assets.st-note.com/img/1728629468-tI1D8b4cuMikBLnjQ3maTGhs.jpg?width=1200)
お次は、カフラー王の第2ピラミッドの近くを通って、メンカウラー王の第3ピラミッドへと向かった。
![](https://assets.st-note.com/img/1728629468-A9sYtCgI1y26VSBK7up8ZJDN.jpg?width=1200)
第3ピラミッドは、3つの中では1番小ぶりだった。
中央に穴が開いているのも特徴的だ。
この穴は、ピラミッドの入口を見つけようと、ダイナマイトで爆破させた時のものらしい。
![](https://assets.st-note.com/img/1728629545-4wupT86JSQPkvMV1baYfBH93.jpg?width=1200)
第3ピラミッドは、第1ピラミッドに比べて、通路が広く歩きやすかった。
通路を進むと、こちらも玄室のような空間がある。
ここで我々は、しばしの間、瞑想をすることになった。
と言っても、本来ピラミッド内部で時間をとって、ゆっくり何かをすることは出来ないらしい。
ここでも、先ほどの第1ピラミッドでも、おーちゃんがその場のスタッフにいくらかお金を渡すことで、時間を作ってもらっていたのだ。
本当はピラミッドでは、スタッフはお金をもらってはいけないことになっているそうだ。
エジプトには“観光警察”という機関があるのだが、そこに通報されてしまうと、お金もらった方はアウトらしい。
ワイロ文化
ここで触れておくが、エジプトではワイロ文化が横行している。
首都のカイロではなく、賄賂だ。
日本で賄賂と言えば、“汚職”、“スキャンダル”などの文字が浮かぶ。
発覚すれば、完全に“アウト”だ。
(実際には、根強く横行している部分もあるかもしれないが。。。)
しかし、エジプトで賄賂を渡す行為と言うのは、ごくごく一般的なのである。
それこそ街中で行われている。
一言で言えば、「カネに物を言わせる」文化なのだ。笑
どこかの“責任者”というレベルではなく、警察まで賄賂で簡単に買収される。笑
お金を渡すとコロッと態度が変わったり、融通を利かせてくれたりするのだ。
最初はそれが驚きだったが、可笑しくもあった。
エジプト、汚職まみれやん!と。笑
お金への執着がすごいというのか、恥じらいが無いというのか。。。
ある意味、素直であり、自分の欲求に愚直に従っている。笑
きっとエジプトには、お金に対する、“はしたない”みたいな悪いイメージは無いのかもしれない。
ピラミッドでは珍しく、スタッフは「お金をもらってはいけない」というルールがあった。
にもかかわらず、やっぱり暗黙の了解的に賄賂を要求してくるのだから、
どれだけ「カネに物を言わせる」のが普通なことか、伝わっただろうか。笑
エジプトを旅するなら、この“ワイロ文化”を知っておいて損はないと思う。
ある程度上手く賄賂を使いこなせると、きっと行動の幅が広がることだろう。
つづく。
最後までお読みくださりありがとうございました。
ピンと来た時が、受けるタイミング!
セッションのご予約はLINE公式から↓
![](https://assets.st-note.com/img/1728733020-YGBJwah7jSm4rgnUKvHd3oIP.png)
◆Threads
毎日一言メッセージ配信中
◆X (Twitter)
ライフワークの寺社巡りについてボチボチ呟いてます
いいなと思ったら応援しよう!
![ゆうみん|自分にウソをつかない生き方](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/158261175/profile_706f0578d71dd76fc1c06fced639c283.png?width=600&crop=1:1,smart)