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[#116] 生まれ変わりのエジプト旅④

エジプト旅の続き↓

街のマーケットからホテルに帰ってきたら、ビッグイベントが待ち構えていた。


最高のディナー

ホテルに戻ると、もう夕食の時間だった。

夜は屋上で、ピラミッドを眺めながら食べるんだってー!!!
うぉー!!!テンションが上がるぞー!

屋上に上がると、ピラミッドがライトアップされていた。
夜のピラミッドも、また乙ですなぁ。

紫のライトアップ

夕食はなんと!
ケータリングで、シェフがラクダのレバーを調理してくれるんだと!

ラクダのレバーって食べられるんや!とその時初めて知った。

ピラミッドを背に、シェフ自ら腕を振るってくれるとは。
なんて幸せなシチュエーションなんだろう。

おーちゃんがリトリートのために色々と下見をして、やっぱり出来立てが一番だという結論に至ったらしい。
時間が経つと、おいしくなくなっちゃうんだそう。

ということで、普段ホテルではこんなことはしないそうだが、今回初めてケータリングを手配してくれたんだって。

嬉しいやら有難いやら。おーちゃんのサービス精神には、毎度頭が下がる。

その場でレバーを調理
炒めます

シェフたちの調理を目で楽しんだ後は、出来上がったレバー炒めを戴くことに。

スパイスが効いていて、臭みも全くなくておいしかった!
食感はやっぱりレバーのそれだ。

ラクダの臓器を食べていると思うと、不思議な感覚だったが。笑
エジプトっぽいことしてるな~。

暗いけど、ラクダのレバーです

その他にもピタパンのような平べったいパンや、鶏やラムなどのお肉、豆ペースト、ピザ、野菜のマリネみたいなサラダ(?)、種々のフルーツなど。
どれも美味しく、エジプトでの初めての夕食を堪能した。

エジプトのビールもちゃっかり頂きました。

エジプシャンビール

思いがけないパフォーマンス

食事やお喋りを楽しんでいたら、いつの間にかライトアップの色が変わっていた。
どの色も美しいね~。

今度は緑に!

そうこうしていると、何やら音楽が流れ、綺麗なお姉さんが登場!

セクシーな衣装で現れたお姉さんは、ベリーダンサーさんだった。

アラビアンな音楽をバックに、魅惑の腰つきで会場を惹きつける。
実になまめかしいパフォーマンスだった。

腰回りの滑らかな動き、ムチムチなボディー、どれをとっても妖艶。

皆で一緒に踊ってみたけれど、どうやったらあんな風に腰を動かせるのか、謎だ。笑

綺麗なダンサーさん

イスラム教は肌の露出がダメだけど、思いっきり露出するベリーダンスはOKなんだ、とちょっと不思議だった。笑
ダンサーになる人は、イスラム教徒じゃないのだろうか?


お次は、民族衣装のような姿で男性が現れた。

ひたすらクルクル回るダンスが始まる!
衣装が遠心力によって、笠のように広がる。なんとも目が離せないダンスだった。

後で調べたら、"タンヌーラ" と呼ばれるエジプトの伝統的なダンスなんだそう。

見てるだけでも目が回りそうなのに、かなり長い間クルクル回っていたので、プロというのはすごいなと感心した。

コマのように回り続ける・・・

最後に、一人ずつタンヌーラを体験させてもらえることに…!
なんとあのスカートの部分は、取り外し可能なのだ。笑

私もやらせてもらったが、かなり目が回った・・・
これを習得するには、相当な訓練が必要そうだ。

それぞれのダンサーさん達にまじって、みんな思い思いに踊り、宴のような時間を楽しんだ。

エジプトのホテル

楽しい時間が終わり、各自部屋に戻ることになった。

私たちはエジプト滞在中に3か所のホテルに泊まったのだが、ここでエジプトのホテル事情について、少し書いておきたいと思う。

まず、部屋のサイズは平均的。
ベッドも数日寝る分には、何ら問題なかった。

問題はバスルームだ。

シャワーの真横にトイレがある。
間仕切りもなければ、シャワーカーテンもない。
シャワーは固定式。

どんなに器用にシャワーを浴びようとも、トイレやトイレットペーパーがびしょ濡れになるのは免れない。

海外ではこういうタイプは決して珍しくはないだろうが、私が今まで経験した中では、1番 "攻めている" タイプだった。

そして洗面所の蛇口。
蛇口は何段階かに水の出る量が設定されているのだが、まったくもって "丁度いい" 強さがない。
殆ど出ないか、強すぎるかのどちらかだ。

段階式なので、自分で "丁度いい塩梅" に調節できないのが、地味にイラつきポイントだった。笑

水の強さと洗面ボウルの大きさが、全くマッチしていないのも、頭を悩ませた。

水の勢いが強すぎるので、ボウルの淵ギリギリのところに出てくる。
その状態で手を洗おうものなら、周りはビショビショ。

我々日本人には、なかなか慣れが必要だったが、
「そんなこと気にしなーい」のがエジプト人なのだろう。


そして、1番の難関ポイントが「水足りなくなる」問題。

滞在先の設備によるところもあるだろうが、全体的に水の供給能力は低めだ。

そんなことを知らなかった私たちは、初日に思わぬ洗礼を受けた。

私は2人部屋で、先にシャワーに入らせてもらった。

交代して友人がシャワーに入ると、お湯が出ない!というのだ。
水からお湯にならないのではなく、水そのものが出ないんだと。

私も確認してみたが、確かに水が出ない。。。
さっきまで出ていたのに。。。
シャワーだけでなく、蛇口をひねっても出ないし、トイレも流れない。

なぬー!!!

困り果てた私たちは、ホテルの人やおーちゃんにすぐさま連絡。

かなり待ってから、やっと水(お湯)が出るようになり、その夜は無事に2人ともシャワーを浴びることができたのだった。

翌朝、おーちゃんから「水をみんなが同時に使うと足りなくなるみたいだから、時間をずらしたり、節水しながらシャワーを使って。」というアナウンスがあった。

エジプトの水事情を知ったと共に、日本の豊かさを改めて痛感した。

エジプトにはナイル川という大きな水源があるとは言え、砂漠の国。
日本の緑や水の豊かさに比べれば、水は貴重なのかもしれない。

そして、日本のインフラ基準は相当高いものであると海外に行くたびに感じさせられるが、今回は特にそれが身に沁みた。

私たちにとっての "当たり前" が、どれほど豊かなことか。
今一度感謝の念を持つことと、自分の意識を見つめ直す良いきっかけになったのだった。


つづく。

長文、最後までお読みくださってありがとうございました。

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