今日読んだマンガ:劇光仮面(4)/生活保護特区を出よ。(3)
おひさ~。
マンガ自体は読んでるんですが全然感想をまとめる余裕がなかったのでずいぶん間が空いてしまった。
今は余裕があるかといえば別になくてやらなきゃいけないことは様々あるんですが、息抜きがてらやります。
息抜きすることでやらなきゃいけないことへの圧をかけていく。抜いてるのに圧がかかるとは?
劇光仮面、正直言ってしまうと積んでたんですよ。2巻くらいから。
まあこのnoteのコンセプトが積読減らしなのでまさに積んでたやつを読んで感想書くのは間違ってないんだけども。
積んでいたのも理由があって、1巻の時点でもものすごいマンガなのは分かるんだけど、いったいどこへ向かおうとしてる作品なのかが読んでても本当にわからなくて、軸足が不明なまま山口先生の高濃度特撮愛を受け続けるのに非常に体力を奪われてしまって続きを読むのがきつかったんですよ。
で、4巻が出たので思い出しもかねて1巻から最新刊まで読んだんですが、
これ第一話だ!!4巻かけて特撮の第一話やってる!!!!
あんなに読むのに体力いるなと思ってたのに4巻はかなり加速がついて一気に読み終わってしまった。
劇光仮面、読み始めるなら今です。
こちらはむしろ読み心地としてはとても爽やかだったのに焦燥感というか後ろめたさというか、いや~な引っ掛かりが残る3巻だった。
祭ってコミュニティの維持に大事なんだなー。ハレとケ。
学校行事でも文化祭とか体育祭とかを経てクラスの結束感が強くなったりする一方で逆にクラスメイトとバイブスを共有できずにむしろ孤独感を強める子もいて、主人公のフーカも本土時代を振り返れば後者側の人間だと自覚していて。
そういう子が特区の祭りでは不思議とバイブスを共有できて、しかも大事な役目を担うことで仲間としての一体感はより高まっていて、どんどんと心地よい距離感になりつつある。
すごく爽やかで温かい時間が描かれていたのに、でもフーカは本土に戻る、バイブスの合わない「普通」の世界に戻ることを目指している、この矛盾のの痛気持ちよさ。たまんね~~。
でもなあー……「出よ。」なんだよなあーこのマンガ。
どうなるんでしょうね。ますます続きが楽しみ。