スポーツとの出会い
小学1年の夏、私はあるスポーツと出会う。
保育園の頃から、仲良しでよく遊んでいたS。
最近、あんま見ないなと思ったら、どうやら最近習い事始めたらしい。
じゃあ俺もそこに行けば一緒に遊べる!と
動機は単純だった。
母に習い事していいか聞くと、Sがいるならいいよ!という事で許しを得た。
初めての習い事だったから少し緊張してた。
練習場所はとある、小学校の体育館だった。
これからお世話になる先生に挨拶を済ませて、その後、周りでボール遊びしたりしてたから混ぜてもらった。
正直、何の習い事なのかまだこの時はわからなかった。
まあ、みんなと遊べるし楽しいからいいや!
そんな感じで軽〜く考えてた。
そうして、30分ぐらい経った時、
先生が「おーい、ボール元の場所に戻したら整列‼︎」
突然、みんな並び出して、
頭ん中プチパニック💦
とりあえず、1番後ろに並ばされて、その後、前に呼ばれて、自己紹介。
その時、前の人達を見て真似しながらやってねみたいなことを言われた。
そして、1番後ろの列に戻った。
周りをよーく見ると、異変に気付く。
あれ⁈、みんな白い服着てる。
しかも、お腹の周りに何か太いヒモみたいなの巻いてる。色ついてるのもあれば白い人もいる。なんだこれ⁇
見たことのない光景に戸惑っていた。
次の瞬間、チャリョ、キョンレイ‼︎
チャリョ、ジュンビ、騎馬立ち準備‼︎あぁ‼︎
皆が大声で叫ぶ。
何ここ?軍隊?
皆んなが構える、
イルボンチルギ、
ハナッ。あぁ‼︎✊
トゥ。あぁ‼︎✊
セ。あぁ‼︎✊
一本ずつパンチしてる。
あとはもう見よう見真似。
必死で真似してた(笑)
そう、私が出会ったスポーツ
それはテコンドー🥋
韓国の国技であり、オリンピックの正式種目である。
そして、のちにこの習い事は大学4年まで16年間も続けることになる。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?