真剣になれることがあるって、幸せなのだと思う日々。
こんにちは。遊茶です。
新茶が、ようやく私たちのところまで
やってきてくれました。
あたりまえのことが
あたりまえでなくなった昨今
お茶も例外なく
ほぼ1カ月遅れでの入荷となりました。
いろんな人の思いと
いろんな人の手を借りて
ここにご紹介できることを
心からほっと、嬉しく思います。
はじめてのお茶を目のまえにしたら、まずは審評。
「審評」というと
なんだか一方的にジャッジするようなニュアンスになるけれど
ようは、春の恵みをいただきながら
首を長くしてお待ちのお茶好さんに
どのようにおすすめしようかと
スタッフ同士あれやこれやとディスカッションする
テイスティングの時間です。
味や香りのほかにも注目する点はたくさんあるのですが
たとえば、この水色。
いかにも透明感にあふれ、心おどる瞬間。
五感を研ぎ澄ませながら、香味の高低や持久性を
どんどんキャッチしていきます。
部屋中に立ちこめる香り。
お届けできないのがもどかしくもあり
お楽しみにしていただきたくもあり。
スタッフそれぞれが
いろんな思いを馳せつつ向きあった、月曜朝の風景。
今年も、楽しみながら真剣に取り組んだその先に
皆さんと共有できる大切な何かが見つかればいいな、と思っています。