5日目


しばらく、間が空いてしまいました。
それは私が充実していた証拠です。

いや、本当に充実していたのでしょうか。
分からない。

だってここ数日での自宅の滞在時間が24時間いってない気がします。
この5日で20時間くらいしか、自宅にいません。
それって本当に充実なのでしょうか?

帰れなく、なっているんです。
帰るのが億劫というか、人と一緒に居ないとどうにかなってしまいそうな気がするんです。
一人になるのが、苦しいというか、キツいんですよね。
君と出会ったのも、私がこんな精神状態の時でしたね。
求めれば、求めただけ、ずっと一緒に居てくれた。それが嬉しかったんですよね、私は。

私は、ダメなんです。
ひとりじゃ生きていけないんです。
だから君に生かされていたんです。
たった数ヶ月かもしれませんが、君に生かされていたのです。
まだ出会って一年も経っていないんですね。
一年も、一緒に過ごせなかったんですね。


ごめんなさい。


あなたの人生に、私はいない方が良かったのかもしれませんね。出会わなければ良かったですね。

もうね、諦めることにしたんです。


いや、諦めることなんて出来ませんよ。
諦められるまで、まだ挑戦していないですもの。

でも、諦めることにしたんです。
あなたを大事に思うことを。


だってさ、だって、
君の勘違いじゃないか。

きっと色々嫌なことはあったんだろうよ。
私がきっと君に嫌なことをしたんだろうよ。

でもさ、君の勘違いじゃないか。
君が勘違いして、勝手に私を判断して、勝手に嫌いになって、私との繋がりを全部絶って、
もう私には何も手立てがないじゃないか。
誤解を解くこともできないし、私の名誉を挽回することもできない。

謝ることだってできないじゃないか。



もう君は、私と関わることを諦めたんだろう。
じゃあもう、私には、どうすることも出来ないよ。


さようなら。

もう一生、その顔を私に見せないでください。
そのまま、もう、私の人生に現れないでください。



さようなら、おやすみなさい。

安らかに。

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