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死にたかった私が今日も生きてる


  「"生きている"ことが終わったら、"死んじゃう"ってどういうことだろう」と、『あの世』に思いを馳せた保育園生時代。

  「死んだらどうなるんだろう」「何を感じるんだろう」「"無"ってどんなだろう」と、『死』という体験を求めた小学生時代。

    戦争の歴史を学び命の重みについて考え、同時に"何者でもない自分"ということへの不安で、初めて「死にたい」と言葉を漏らした中学生時代。

    他者からの存在の否定、自分自身の矛盾と乖離、救いようのない不幸への絶望感から学校へ行けなくなり、「死にたい」とすら言えなくなり自傷に走り続けた高校生時代。


  「死ぬこと」への願望を抱き続けてきた"私"が、何故か今日も「生きてる」というお話。



私について

  改めて自分のことをお話するのは、なかなか気恥しいというか、難しいですね。私の名前は伊波 悠希(イナミ ユウキ)です。伊波は芸名で悠希は本名です。苗字は語感と字面で決めたので、特に深い意味はないです。
  結構本名で活動してる人が多いですが、私は苗字だけは芸名にしようと決めていました。両親が幼い頃に離婚していて、私は母と暮らしているのですが、実は苗字が父姓のままなんですよね。母に引き取られて育てられたのですが、当時色々と私たち子供が学校や何やらで苦労しないようにと、母が計らってくれていたそうです。なので母も離婚したのに父姓のままです。(ちなみに私は父とは今でも仲良しですよ。)
  で、まぁそんな話は置いておいて、苗字って家族の名前だから、あまり私個人のアイデンティティというような認識があまりないんですよね。いつでも変わりうるものなので。でも俳優として自分のキャリアを重ねていくなら、名前が変わらない方が覚えて貰えるので、一層のこと苗字だけは作ってしまおうということです。名前はすごく気に入ってるし、私は「悠希」という名前をアイデンティティとしてとても強く持っているので、そのまま使いました。名前については色々と思うところもあるのでまた追って書こうと思います。

  年齢は今年で20歳になります。2000年の10月24日に生を受けました。まだ20年しか生きてないんですね。なんだかぎゅっと詰まってて盛りだくさんの20年間でした。
  こんなものを書いてるので、お察しかとは思うんですけど、学生時代、特に高校生時代は20歳になる自分がこんなにも前向きに楽しく生きているとは思いませんでした。別に死ぬ気があった訳では無いですが、健やかに生きていける自信はなかったんです。私の人生は色んなドラマがありました。これについてもまた後で詳しく書きますね。

  そして、私を語る上でなくてはならないものが、演劇です。エンターテインメントとしての「演技」を始めたのがいつかと言われると、なかなか難しいのですが、中学高校と演劇部に所属した後に、今はそれを生業にしていこうと活動に勤しんでおります。高校卒業間際に今の事務所からスカウトを頂いて、そこから事務所からの仕事に行ったりレッスンを受けたり、舞台に出たりしています。今はRakuten LIVEさんで公式ライバーとしても活動させていただいていますね。
  演劇について自分が抱いてる大きなものはあるんですけど、今回は概要をということでこれもまたいずれ書きます。いつか更新されるのを待っていてくださると嬉しいです。


このトピックスについて

  この「死にたかった私が今日も生きてる」について、マガジンにまとめてエッセイ連載みたいな形にしてみようかなと思っています。内容は、こんないかにも今までの自殺願望を語り出しそうなタイトルですが、そんなつもりもなく、割と人生をなぞっていく感じにする予定です。もちろん弱冠20の短い人生なので、病み腐っていた時期もあります。そういう時期の話はどうしても重たくなってしまうかなとは思っていますが、キツかったら読み飛ばしてください。
  自分の予定としては、ある程度までの自分の死生観と死にたかった話が出来たら、それ以降は生きている方に目を向けた話が出来たらなと思っています。あくまで予定ね。


最後に

  死に対する自分の捉え方、考え方、向き合い方の変化について、大前提というか土台を書けたら、あとは「そんな私は今こんな『生きている』が見えてるよ」みたいな、ほのぼのトークが出来たら良いな。まぁそれでも、言葉が止まらないタイプの人間なので、いちいち難しい話になったり、いちいち哲学的なことを考えてしまうかも。それもまたひとつの楽しみとして書いていけたらいいな。

  更新は不定期です!
  土台の部分までは過去をなぞるだけなので、間が空き過ぎないうちに更新出来たらと思うのですが、後半はふと「生きている」を感じた時に書く感じなので本当に不定期です。
  それでも良いよ。ゆうきゃんの書く文章読みたいよって方は、更新を待っていて貰えると嬉しいです。

  それでは、しばらくはカロリー過多な話が続いていくかもしれませんが、これからよろしくお願い致します!



  死にたかった私が今日も生きてる

  世界が私を知らんぷりするから。



Sun.2.Aug 2020
伊波 悠希

  

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