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みなさん、サスティナビリティという言葉をご存知でしょうか?
日本語で、「持続可能性」。最近よく耳に挟む方も増えてきたのではないでしょうか。要は、地球は人間の現在行なっているレベルの環境汚染や温暖化に耐えられなくなるため、どうにかみんなで地球をよくしていきましょう。という動きです。
例えば、石油は無限に無限に出てくるわけがありません。人間がまだ生まれる前、地球で死んでいったものたちが、残してくれた遺産なわけですから、無限なんてわけないですよね。
また、その石油利用で、地球温暖化が進みます。並行して最近一の悲劇、アマゾン森林の火災とも相まって、地球は人間が起こす環境悪化活動に耐えることができなくなりつつあります。ちなみに、アマゾンの火災は、過度な森林伐採によって引き起こされたものです。私たちが使っている紙や割り箸なども、アマゾンの犠牲の元に作られているかもしれません。
それだけではありません。プラスチックの袋もかなり環境に悪い。自然分解されないため、ポイ捨てが所々で起きれば(実際に起きている)、それを食べた生物が窒息死するという事例も数々見られるようです。そうすることで、人間を頂点にした生態系ピラミッドは徐々に崩壊します。
さらに、10月の立て続けに起きた豪雨や台風はどうでしょうか?あんなのが毎年来る世の中、僕は嫌ですけど(新潟は比較的安全ですが)。あれも、地球温暖化で海水面の温度が上昇し、蒸発した水が雲になりそれが雨を降らせ、引き起こっていることです。
さて、今人間がフツーに行なっている活動、所々に環境を悪化させる行いが散りばめられており、さらに悪いことには、その悪さに気づいていません。
先ほどの例に加えて、フードロスも深刻です。これも生態系が崩れ、人間が食べるものにまで影響しかねない問題です。
さすが、オランダやデンマークなどのヨーロッパ諸国では、フードロスを減らすため消費期限が近づいた商品を、電子管理のもと勝手に割引されるアルゴリズムを作ったそうです。日本はいまだにペタペタシール貼ってますね。(担当の方々、ありがとうございます。助かっています。)
しかし、居酒屋やレストランの行けば相当のフードロスが見られます。法令で、フードロスにつながることしたら、罰金くらいの危機感を持たせなくては行けないレベルまできているような気がしています。
さて、様々な日常生活で私たちが無意識に起こしている環境悪化を助長する行動、意識すれば辞められることもたくさんあります。
「My〇〇」なんてその象徴です。来年の四月から全ての企業でポリ袋が有料になったため、マイバックを持つ人は増えるでしょう。テイクアウトするときのカップや包装紙などにも、値段つけたほうがいい気がしますが。
また、食品ロスを減らすために、ちょこちょこ買い物に行くことができます。スーパー遠い...という方はある程度仕方ないとしても、歩いて行ける距離に住んでいる人たちまでたくさん買いだめする必要はないですよね。(災害対策であれば別ですが。)
個人単位でもたくさんできることはありますし、企業レベルで取り組むところは、より一層これから評価を高めることになると思います。
こういう考えや動きによって、地球の持続可能性(サスティナビリティ)は高まっていきます。
そして、これを誰のためにやっているかというと、紛れもない自分たちのためです。
日本でもここ数年で、数々の未曾有の災害が起きました。これらは、まだこのような意識がない頃の人類が蓄積してきたものに加え、今私たちは加速度的にこの量を増やしています。
その結果がこれです。気づいたなら、どこかで止めなければ人類は2050年を超えたあたりから、マジで苦しむと思います。それは早まり得ることでもあります。
スウェーデンのグレタさんが、熱い言葉と共に行動を起こした今、30,40,50年後を見据えることなく生きれば、僕たちの子孫たちが苦しむことになります。今の子どもがいる世代の方には、その危機感を一番感じて欲しいし、僕たち20代前半も、考えなければ苦しむのは自分たちであるという意識を持たなければいけません。
そして、30代以上の、様々な決める権利を持っている方々には、視野の拡大と自分たちの生活➕将来世代への思いやりを持って欲しいと思います。様々な生き方が可能になったこの世の中で、親族が助けてくれるという世の中は終わるかもしれません。そのとき、自分が老いた時に「Giver」だけが、「Receiver」になれる「与えよ、さらば与えられん」の世界は、より顕著になってきます。与えることができる時に、与えきりましょう。
まずは今日だけでも、地球に優しくなってみましょう。
それでは。
エンジニアリングとコーヒーをこよなく愛する新米エンジニア 夢は、「世代を超えて、それぞれの幸せを追求できる社会を創造する」こと エンジニアだけどコーヒーを上手に淹れます。 頂いたサポートは、より良いnoteの記事を生み出すために使っていきます。