あたしの池田祐一推し物語 1 ~出会い~
正直、出会いなんて詳しく覚えていない。
ワッツから知らせがあって、その時はツイートに画像さえも載ってなかったのは覚えてる。
確かシーズンが開幕したばっかりで、おお新しい選手が来てくれたな、ぐらいにしか思ってなかったのだ。
覚えているのはッッ!!
「出逢い」…
あたしの心があなたに全て奪われた、そうそれが「出逢い」
「愛」が発生すると「会い」が「逢い」になるのよあたしの愛ッッ!
津軽海峡よりも深く八甲田よりも高く、ねぶた漬けよりも粘っこく、十和田湖の乙女の象よりも清らかな、愛。
「出逢い」、あの日あの時マエダアリーナ、年も明けてすぐの、変な場所にトイレがあるマエダアリーナ…
良いお年をかんとしお率いるライジングゼファー福岡との試合…
あたしが初めて「池田祐一」という男の魅力と本性に触れたのはあの時…
としおを見に行ったのに、池田祐一にココロ奪われちゃった…
どうしてくれるのとしおになんて言えばいいの
、愛する人ができたのそれは池田祐一、でもあなたと過ごした時間は永遠に輝くの!裏切りじゃないのよ!これは…
これはそう、「目覚め」
開眼
コートサイド1列目、いや2列目だったような気がしなくもないけど、とにかくコートの中しか見えない席に座ったあたしの真ん前で、あのふたりは争いあった
なりふり構わずメンチを斬り合う2人。今すぐ殴り合いを始めてもおかしくない、いや始まらないのが不思議なほど濃密に絡み合うふたり。
あの穏やかなとしおが、気は優しくてチカラ持ちなとしおが、「フレー!フレー!あっなった!」で皆を元気付けてきたとしおが、「良いお年をかんとしお😊」と、なんとも語呂の良い年末のご挨拶を繰り出しワッツブースターに定着させたあたしのとしおが、本当に怒っている。
↑1:17辺りからフレフレあなた
胸でグイグイととしおを押し出す池田祐一
そうはさせまいと踏ん張るとしお
そうして2人はひとつになって溶け合うわけもなく、まことに険悪なままくんずほぐれつ団子になって、あっちに行ってしまうのであった。
そうして事件は起きる。あたしは目撃者。
ちょうどアウェイベンチの真ん前で、ついに2人はビッグバン あたしの中に生まれたコスモ
yo Ah 胸ぐら押すよ押されて返すよ 上がる口角
胸の高鳴り 常に高鳴り 今も高なる YEAH oh
としおと池田祐一のバチバチは、バチバチとあたしの導火線に火をつけついにビッグバンを起こし、あたしの第3の目をバチーンと開眼させたのである。
第3の目どころか、いろんなものが開いた。カラダ中のいろいろな穴が開いた。
口からは「おホッおホッオホホホ オフハハェエエッ」等奇妙な音を発し、その辺の子どもに振り向かれたのを覚えてる。
目は半開き、眼球は上限に行って定位置に戻って来ず、顔の毛穴からは老廃物が排出され、全身の毛穴からはじっとりと汗が滲む。
もしかしたら、出しちゃいけないものも出していたかもしれない。
開眼。生まれ変わり。
頭からつま先まで、全て池田祐一うおおおおおお好きだぁあああああああ ファーーーーもうダメだ今すぐ酒だ!!今すぐプレイ集を見ながら酒を飲まなければならない こんなものを書いてる場合ではない発散が必要であるYEAH Ah アタシのハートが求めるシャウト あなたに捧げるハートのシャウト 聞け人類 書け文豪 ハートのビートがunknown カラダの温度もunknown それはdeath
look a this look a this
this is death
この日である。1:43からの池田祐一のスティールを見てくれ。
この日にあたしは死んだ
ここに映っている12番に、してやられたのだ。
まさにこの池田祐一にだ。
出逢いとともに、あたしは死んだ。
そうして生まれ変わったのだ。「推し」のいる世界に。
池田祐一という「推し」がいる世界。
後戻りできない世界に産み落とされた新しいあたし。
すなわち「今」のあたしの誕生である。
この記事の画像は全て
肉匠DAI(流浪の写真野郎親父)様
@ORIXPONTA3150
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