あちゃちゃ

過干渉、教育虐待等の被虐待者。平成最後の4月に毒家と絶縁。 もう誰にも搾取させない。出来ることをひとつずつ。

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過干渉、教育虐待等の被虐待者。平成最後の4月に毒家と絶縁。 もう誰にも搾取させない。出来ることをひとつずつ。

最近の記事

DINKs、はじめようかな

コロナ禍のあおりを受けて、2年の時をまたいだ私たちの結婚式。6月に予定されているハワイでのガーデンウエディングは、もう1、2日のうちに延期or強行突破の決断をする必要がある。期限。キャンセル料。 期限といえば、私は今年34になる。お恥ずかしながら貯金などなく、若気の至りでつくったカードローンを夫とともに細々と返しながら、否、ほとんど夫に返してもらいながら、好き勝手に暮らしている。 期限。身体。 同世代の友人に会えば話は仕事、パートナー、趣味と展開し、体の不調や落ちなくなったぜ

    • 絶縁を決めた日

      頼んでもいないのに小学生の頃から月に一度縮毛矯正をかけに行かされ、前歯を削ってインプラントにされ、まぶたにテープを毎日貼ることを強制され奥二重にされた。少しでも太れば食事を出してもらえず、私の意見を聞くこともなくお仏前のお供え物みたいなご飯を出された。父と同じくるくるの天然パーマも好きだし、垂れた眉に薄幸な目元も鶴瓶みたいで気に入っていたのに。30歳のある日、鏡に映る母そっくりの顔に嫌気がさし、母に強制された"顔作り"を辞めてみた。なんだかとてもしっくりきて、すっぴんが大好き

      • 絶縁から3ヶ月の備忘録

        平成最後の4月、ついに実家と絶縁した。こんな言い方をするとなんだか格好つけているようだが、私が産まれ育った平成の30年間に自身でけじめをつけたいと思ったのもまた事実である。まさか自分が親と絶縁する未来を歩むとは想像に難かった。不幸だろうか。いや、幸せになる為にした選択だ。 3ヶ月、と聞くと短いような気がするが、私にとってはめまぐるしい日々だった。私がとった行動、精神状態を書いておきたい。

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        • 大きな過ち

          中学1年の時、壮絶ないじめにあった。それはある日突然始まった。水球の時間、私が投げた球を誰も拾わなかったのが開始の合図だった。トイレで水をかけられる、上履きに画鋲を入れられる、机を逆さまにされるなんてまるで古いテレビドラマみたいなことから、プールに落とされる、果ては裸にされて服を隠されるなんてのもあった。当時長瀬智也が主役のムコ殿というドラマが流行っていて、主題歌の"ひとりぼっちの歯ブラシ"という歌が大流行していたのだが、給食後にひとりで歯を磨いていると囲まれて大合唱された。

          家族という監獄

          家族と言って連想され易い言葉は安らぎ・愛・平和・絆・信頼等といったところだろうか。機能不全家族に無いものを挙げたつもりだ。5つに分けて回顧してみる。 ○安らげない家物心が付く前から勉強ばかりさせられた。"ばかり"だ。それ以外の記憶が殆ど無い。3才の少女が重そうな額縁に入った賞状を持って立っている写真が居間に飾られていた。公文式で算数の一位を取った時のものだというその写真のことを、私はなにも覚えていない。小学生の私に母は「周りの皆にこんなに小さなうちから勉強ばかりさせて可哀想

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          透明なこども

          私は一人っ子だ。母と父との三人からなる私の家は、地方の田舎にありながらも年に一度旅行をし好きなものは何でも買ってもらい、端から見れば恵まれた公務員家庭だった。 外側を語ればこのように恵まれた子供に思えるが、私には両親との思い出がひとつも無い。私に笑いかける両親の顔の記憶が無い。あるのは眉をしかめ怒鳴り付ける母の顔、頼りなく身体を丸め二階へ逃げる言葉の無い父の背中の記憶ばかりだ。それでも私は"厳格な親"なのだとばかり思い込み、もちろん愛されていると思っていた。 私は親に愛さ

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