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推しが死ぬとき、ファンが死ぬとき

Twitterのフォロワーを整理していた。
お笑い好きな、自分と同じ界隈の人たちをフォローしているアカウントである。

私の変遷は、チーモンチョーチュウなどAGEAGE世代→第7世代である。

今は第7世代が主であるため、昔の人たちのツイートも見かけないし、色々整理したいと思ったのである。

そして、遡りながら、その人たちが長い間呟いていなければ、お互いのフォローを外すことにした。


すると、あることに気がついた。

AGEAGE世代が好きだった人たちは、2014〜2016年のうちにツイートをやめているということである。


本当に皆一様にその時期なのである。
面白いと思った。

その原因を考えてみると、
2013年
念願叶ってAGEAGE最強であったチーモンチョーチュウがTHE MANZAIで決勝に進出した。
しかし、惨敗。
爪痕を残すことなく、そのあともテレビに出ることもなかった。

これが結構大きいと思う。
応援していた人が、信じていた人が、その当時でライブシーンで一番面白かった人が破れたのである。
他の人のファンでも、その世代を応援してた人たちにとっては衝撃だったと思う。
トップが玉砕なら、その下の人たちが売れるのは至難の技であろう。
そして、1年くらいは様子を見るものの、売れないために、離れていってしまったのかもしれない。

2014年
LLR伊藤ちゃん結婚。
この時期、結婚した人が他にもいたんじゃないかと思う。
これも、この世代の人たちのファンは結構そっち系が多かったから、ショックだったと思う。

2015年
クレオパトラが吉本を辞めてフリーに。
この世代は吉本におんぶにだっこで、こんないい環境離れるなんて、みたいな状況だったから、離れる人が出たというのは、大きい出来事だった。
そういう時期なのかもしれないと、思わされる。


以上のように、2013〜2015年の間に様々な出来事が重なり、ショックが大きかった故に、2014〜2016年の間に気持ちが冷めて、ツイートしなくなり、離れていったのだと考える。



これらより、ファンが死ぬときとはどんなときか考えてみることにした。

まず、ファンがいるということは、推しがいなければ、成り立たない。
そのため、推しが死ぬときを考える。

推しが死ぬときは、文字通り死亡したとき、自分たちの役割や仕事を辞めたとき、誰からも応援されなくなったとき、だと思う。
どうだろうか、もっとあれば、何か意見がほしい。


そして、それに対して、ファンが死ぬときとは、文字通り死亡したとき、これは推しが死ぬときと同様である。
また、推しに興味がなくなったとき、応援していた推しがもうこの先無理だと悟ってしまったとき、だと思う。
これについても、何か意見があればお願いしたい。


このように、推しは基本的にファンがいなければ成り立たない。ファンも推しのおかげで生きていけることもあるが、推しに失望してしまうと、ファンは意外と簡単にいなくなってしまう。
これが特に本当に大きい。
それならば、もう推しには頑張りすぎないでほしいとさえ思ってしまう、私は良くないファンである。


お互いが死なない程度に付かず離れずの関係性を作っていけるよう、推しもファンもお互いに努めていかなければならないと考える。


#エッセイ #コラム #推し #ファン #チーモンチョーチュウ #AGEAGE世代 #AGEAGE

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