ケトジェニックダイエットシニアアドバイザーコンサルティングコース ケトジェニックダイエット実践の内容と気づき
ようやく、ケトジェニックダイエット実践が終わりました。
この実践期間、まるで大学時代の実習のような毎日でした。
とにかく、頭の中がケトジェニックダイエットのことしか考えられない。
毎日、記録しなければならない項目は以下の通りでした。
・体重
・血中ケトン体値
・便通
・朝食・昼食・夕食のメニュー、使った食材、おおよその摂取栄養素の合計(糖質、タンパク質、食物繊維、ω3、カリウム、マグネシウム、カルシウム、亜鉛)
・水分摂取量
・体調の変化
朝起きて、すぐに体重、ケトン体値、血糖値を測り、昨日から考えていた朝ごはんメニューを食べ、すぐ栄養素の計算、記録、それから昼ごはんメニューを考え、食材の買い物にいき、昼食、そして栄養素の計算、記録、終わったら、夕食のメニューを考え、また買い物、そして夕食の時間、その後1日の記録見直し、明日の大まかな予定を考え、就寝時間前に朝と同様、体重、ケトン体値、血糖値の測定をする。
ちなみに、食事の準備は、私だけでなく、テレワークしている家族のものも準備しなければならないので、辛い、、、
このような生活をトータル23日間続けました。
外出の予定がある時は、昼ごはんはどこで何を調達しようか考えなければならなく、余裕がない結構ストレスな毎日でした。
さて、ケトジェニックダイエットを実践して気づいた問題点とその対策、感想について書いてみます。
○ケトジェニックダイエット期間
・早朝足がつることが2回ほどあった。原因は、実践時期が8月であったこともあり、水分不足、ミネラル不足と思われた。毎日1L以上の水を飲んでいたが、さらに2Lまで増やし、さらに食事メニューにマグネシウム、カリウムの豊富な食材を増やしたら改善した。
・MCT、ココナッツオイル、タンパク質等積極的に摂取しているにもかかわらず、目標のケトン体値が得られなかった。私は普段から比較的低糖質な食生活をしており、そのような人はケトン体がなかなか上がらないと後から知った。また、食物アレルギー体質であるため、食物からの栄養素を十分に消化吸収できていない可能性が考えられた。食物の遅延型アレルギー検査を行なったところ、高反応性レベルの食材に、私が普段から好んで食べている卵白、エンドウ豆、大豆、オレンジ、寒天が含まれていた。今後、これら高反応性の食材の摂取を控える、またその他の食材も偏った摂取をしないようにしたい。
○ケトジェニックの破れ期間
「ケトジェニックの破れ期間」とは、ケトジェニック状態をあえてそうでない状態に戻す期間で、それら状態の違いを理解し、体感する期間
始めてすぐに、悪心と下痢に襲われた。原因は、糖質摂取量を一気に増やしたためと考えられた。糖質の体への慢性的な悪影響はわかっていたが、急性の影響については無知だった。結局、悪心と下痢は1週間以上続き、体への負担はこれまで経験したことのないくらい酷いものだった。今後、糖質の摂取を増やすことはまずないと思うが、万が一増やす場合は、ゆっくり増やすよう注意しなければならないと反省した。