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タイプロ、新メンバーの人数を振付師視点、プロデューサー視点でガチ予想してみた

こんにちは!
広告代理店でクリエイティブプランナーをしている望月です。

日本のアイドル市場をテーマにアイドルをビジネス目線で考察した記事を定期的に更新しています。

できる限り多くのトピックに触れていきたいと思いますので、ぜひ興味がある方はぜひ過去の記事も含めて読んでみてください!

本日のトピック

本日取り上げるのは、9月13日(金)からスタートしたtimelesz 新メンバーオーディション【timelesz project -AUDITION-】(以下、タイプロ)

以前、放送開始当初に記事にもしたのですが、改めて最終審査に迫ってきたところで超個人的な予想noteにしたいと思います。

今回は、ビジネス目線で考察から少しズレて、
私自身が、18年間ダンスをしており、過去から現在にかけてバックダンサーや振付師をしていた経験、アイドルサークルをプロデュース、演者として活動していた経験を活かして、振付師視点、プロデューサー視点、で考察をしたいと思います。

記事なので個人的な思い入れ等は抜きにして、客観的に語れるようにはしたいと思いつつ、私の勉強不足でもし不快に思われる方がいたら申し訳ございません。
個人的な視点として、お読みいただければ幸いです。


前提:加入メンバーは予定よりも多くなりそう

まずは、何人新メンバーとしてtimeleszに加入するのかという予想ですが、結論から言うと6名加入or5名加入と思っています。

その理由をつらつらと、まずはプロデュース視点で語りたいと思います。

前提として、すでにtimeleszとして活躍している3人が発信していた内容で、noteで紹介させていただいたこのストーリーがありました。

まず、この「可能性」という言い方に着目しました。

何故可能性が上がるのか、以前noteでも書いたことの振り返りとなりますが、この意図を察するに2点あります。


1つは、露出機会が圧倒的に増えやすく、結果としてファンを増やしやすいということです。

これは冷静にパターンを分けて考えてみると分かりやすいのですが、チーム全員で仕事の他に、チームの知名度をあげるための個人での仕事があるとします。

既存のtimelesz3人の場合は、
・グループの仕事(3人)
・個人の仕事(1人)
となり、スケジュールの都合は合いやすいのですが、1人あたりの負担が大きい割に、合計人数が少ないために、現実的に露出の多さがそこまで期待できません。

しかし、例えば7人になると
・グループの仕事(7人)
・個人の仕事(1人)
に加えて、
・ユニットでの仕事(2,3人程度)
などパターンも増えつつ、もちろん人数も増えているので、1人あたりの負担を軽減しても、全体で見ると露出数が増えているという現象を作ることができます。

新生timelesz場合でいけば、現役ユニット(3名)と新メンバーユニット(3~4名と予想)それぞれでのインタビューやテレビの仕事、現役1名+新メンバー1名の2人でのラジオや雑誌の仕事などの先輩後輩ユニットでの仕事も増えることが想定出来ます。

実際に私もグループ活動をしていた際、増員前は月2回のステージが限度、グループ全体としても、同じく月2回程度だったイベント露出も、メンバーの増員のおかけで、休みの時期があってもグループの誰かが毎週のようにイベントに出ている、といった状態を作ることが出来、活動の活発さを印象づけられたりや、チームのファンを獲得することに大きく寄与できたと感じます。


2つ目は、timeleszは過去メンバーが休業してきた歴史もあるので、3人のままだと誰か1人でも欠ければ、さらに活動が厳しくなってくることも実体験として想定しているゆえの増員ということです。

もちろん誰もかけて欲しくはないけど、体調や精神はどうしてもコントロールしきれないものでもあるので、その可能性にはしっかり向き合っていかなければならないことの一つです。

こういった理由から、既に3人には知名度と人気が十分にあるとしても、これからの新メンバーの伸び代やオーディションを行うことによる話題性も考えたとき、3人だけで活動を続けるよりは、メンバーを増やす方が「ファンを増やして、五大ドームチケット完売見込みを担保する」という可能性に置いて、確実に五大ドームの夢に向けた実現可能性が高くなると思います。


新メンバーの人数を振付師視点、プロデューサー視点でガチ予想


以上が以前noteで考察したことなのですが、ただし、ここで注目してほしいのは、放送当初予想していた合計7人(新メンバー4人)ということはなさそうということです。

それは簡単な理由なのですが、成長速度も相まって、思った以上に精鋭が集まっているということに他なりません。

5次審査現在、12名残っていますが、4次審査で追加されたSTARTO ENTERTAINMENTにすでに所属している2人(寺西、原)を含めて、この段階でレベルが相当高くなってきており、ファンも確実に増えていることから、現実的に今の12人から4人までは絞ってしまう(=あくまでtimeleszのオーディションなのでSTARTO ENTERTAINMENTで他チームでデビューの可能性も薄いことも含めて手放して他に譲る)ことは恐らくないな、という理由です。

今週放送された佐藤チームのパフォーマンスは、必見すぎる回でしたが、それを見ても、その成長速度、覚醒具合は明らかです。

その上で、追加メンバーが6名(合計9名)or5名(合計8名)加入の理由を今からお伝えしたいと思います。


振付師視点で考えた場合

まず、振付師視点で考えると9名の筋が硬いと思います。

2点理由があって、

1点目は、センターを作るために奇数人数はマストのように感じます。

これは心理学的な話ですが、人間の脳は対称性を好む傾向があり対称的なパターンや形状は、脳が処理しやすく、情報の整理や認識に役立つとされています。

そのため、左右対称性が高いほど脳はそれを視覚的に処理しやすく、美的な快感や満足感を生じさせる可能性があります。

そういった意味で結果としてダンスを見た時に奇数の方が美しく見えるということもあり、合計人数は偶数ではなく、奇数となるように調整されるのではないかと思っています。

また2点目は、ダンスの見栄えを考えると9名が最も収まりが良いということです。

実際、9名で分かりやすい例は、Snow Manと、超特急です。

超特急も追加メンバーを募集して、現在9名になったグループですが、意図的に奇数、かつダンスの見栄えが良い9名にしているような気がしています。

具体例を見ていきましょう。

Snow Man「ブラザービート」
超特急「Steal a Kiss」

これは9名あるあるのフォーメーションですが、とても収まりがいいのです。

図面にするとこんな感じです


上記の画像でいう、4番、7番も顔を正面から見た時に見せるために、大体センターからちょっとずらして配置するのですが、9名だとこの三角形のフォーメーションでも全員がしっかり顔を見せられるのでとても収まりがいい。

三角形のフォーメーションはダンスあるあるで必ずと言ってもいいほど取り入れられるフォーメーションですが、7名だと少なくて見栄えが良くないし、11名だと顔が見えなくなってしまうので、難しいのです。

7名で三角形はV字になってしまったり(9名でもV字ができるのでバリエーションを狭める意味でも微妙)、ぶつからない&収まりを良くしようとすると、前の人と重なりがどうしてもできてしまう
11名も多過ぎて、ぶつからない&引きで収まりがよいように配置すると
前の人とどうしても重なりが起きてしまうので見栄えが悪い
ME:I  「Click」のダンスブレイクパートもまさにそうで
11名だと必ず後ろのメンバーは隠れてしまいます。。。

他にも以下のような構成もあるあるですが、9名だとセンターがいるので左右対称を作りやすく、そんでもっていろんなフォーメーションを作れるのでダンスの幅を増やしやすいのです。

超特急「Call My Name」
左右対称、会場の大きさを考えても、収まりがいい。
Snow Man「D.D.」


V字、三角形以外の幅もこうやって作れる


上記のように、立ち位置を考えるときに奇数でセンターを作ることは大前提で、その上で「全員の顔が正面から見えるか」「十分に動ける感覚をとれるか」を考えると9名はちょうど良い塩梅なのです。

そういった理由から、振付師視点で考えると合計9名、新メンバーは6名が妥当ではないかと考えています。


プロデューサー視点で考えた場合

さて、もう一つの仮説である合計メンバー8名、追加メンバーが5名の理由ですが、プロデューサー視点で考えると、どうしても匂わせ、伏線を作りたいと思う故の可能性です。

実際、先日最終審査があった、ちゃんみなさんプロデュースのオーディション番組「No No Girls」も当初から合格人数を出していませんでしたが、最終的に7名で「HANA」としてデビューとなった段階で、オープニングで使われていた素材が7つの花だったことが伏線だったのでは?と話題になっています。

オープニング映像で使われていたものがすでに花が7つ

それで考えると、今回のtimeleszで怪しいのは謎の8です。

timeleszオーディションでメンバーがきている服にロゴ的に含まれているのですが、公式的には以下のように説明しています。

SとZを組み合わせて、時の象徴である砂時計をモチーフにしたデザインです!

もしこれが伏線としたら、フォーメーションの視点は完全抜きに考えて、合計人数が8名の可能性はあり得る気がしました

しかし、オーディション開始時のインタビュー記事では、菊池風磨さんが以下のように述べているので、特に人数を決めていないと思うとあまり人数の伏線は考えなくてもいいのかもと思ったりもしています。

7人はギリギリのラインかもしんないですね、8~9人とかなってくると結構ガラっと変わる


最後に

以上、ここまで振付師視点、プロデューサー視点でtimelesz新メンバーの人数を予想してみましたがいかがでしたでしょうか。

最後に個人的な意見をまとめると、合計9名、新メンバーとしての加入が6名の筋が強いかなと考えています。

本当はこの後、誰が選ばれるか、これまでの取り組みやパフォーマンス、過去の経歴も鑑みた予想もしようかと思っていたのですが、すでに長くなってしまったので、次回あたりに個人的な視点を含めて予想をしてみたいと思います。

もし、記事を見て面白いなと思ってくださった方は、スキやフォローを下さると励みになります。
反対に、こういう視点もあるのでは?とご意見がある方はぜひ色々と教えていただけると嬉しいです!

ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

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