マッチングアプリを始めました。
マッチングアプリをはじめました。
彼女が欲しいからです。
アカウント名は『すっとこどっこい丸』です。
我ながらいい名前だと思います。
『すっとこどっこい』という単語の意味について聞かれても、僕は分からないです。
ただ、『すっとこどっこいだなぁ……』というエピソードはあります。
最近のすっとこどっこいな話は、『スーパーの食品サンプルを指で突いたら本物だった』です。
特に理由のない無益な行動によって失態を犯す様がまさに、すっとこどっこいですね。
『すっとこどっこい』の正しい意味を知っている方は、僕とマッチングし、メッセージを送ってきて下さい。
最近のすっとこどっこいな話も添えて頂けると助かります。
プロフィールの記載もお忘れなく。
そんなすっとこどっこい丸ですが、自意識が邪魔をしてマトモな自己紹介を書くことができないことが悩みです。
すっとこどっこい丸は、自分がすっとこどっこいな人間である事を十分過ぎるほど自覚しているので、
『〇〇な人が好きです!周りからはよく〇〇な人って言われます!
まずはメッセージからよろしくお願いします!!』
みたいな、爽やかボーイの為にある定型分をなぞることに抵抗感を抱いてしまいます。
なので、上記の内容を自分の言葉に落とし込むと、
『〇〇な方に魅力を感じます。
友人からは〇〇な奴とよく言われます。
よろしくお願いします。』
……となってしまいます。酷いですね。
すっとこどっこい感が滲み出た、すっとこどっこい丸らしい文章だと思います。
また、すっとこどっこい丸は、『絵文字を使うと蕁麻疹が出る』という呪いにかかっているので、プロフィール欄はモノクロです。
色彩を置き去りにしています。
あと、シンプルに自分の写真が無いです。
就活で使った証明写真を載せるというボケで誤魔化していますが、ゴリゴリにスベってます。
これらのマイナス要素によって、すっとこどっこい丸のプロフィールは、見るに耐えないモノとなっています。
当然、誰も食い付かないです。
しかしそれは、裏を返せば『完璧な自己紹介』と言えるのではないでしょうか。
すっとこどっこい丸は、自己紹介の解像度が高すぎるあまり、マッチングしないのです!
皮肉ですね。
色々と書いていて思ったのですが、すっとこどっこい丸はマッチングアプリに向いていないのかも知れません。
誰かとマッチングする以前に、自分にマッチした出会い方を模索する必要がありそうです。
誰か助けて。