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未言

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わたしお手製の造語の『未言』を紹介します。
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2023年2月の記事一覧

凍つ衣(いつえ)

冬の朝に金属や硝子の表面に薄く張り付き煌めく霜や氷。 寒さ厳しき夜明け前に、白妙の絹煌め…

奈月遥
1年前

縒り音(よりね)

複雑に絡み合って、こうとは言えない感情、それにより狂う心音。 ほどけば意図の一本一本はわ…

奈月遥
1年前

季返す(ときかへす、ときかえす)

一度は次の季節に入ったと感じられたのに、前の季節に戻ったかのような気候が戻って来ること。…

奈月遥
1年前
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跳ね映ゆ(はねはゆ、跳ね映える)

光が鏡やガラスなどに反射して、陰の中に射すこと。

奈月遥
1年前

銀花(ぎんか)

金星。 光の花びらが銀に開く空の一つ花。

奈月遥
1年前

冬咲く(ふゆさく)

立春前後のまだ寒さが続く中で、陽射しの暖かさや花の綻びなどに春の到来を感じること。 冬が…

奈月遥
1年前

星凍つ(ほしいつ、星凍つく)

冬の寒い夜空に星が際立って煌めいている様子。連体詞。 凍りついた水分が日にあたり煌めくのに例えた未言。

明る雲(あかるくも)

日や月、街灯の光を反射して、自ら光っているように明るい雲。

奈月遥
1年前

雲緩む(くもゆるむ)

雨水の頃に、空気が仄かに温んで湿り気を帯び、雲の厚みが緩んで冬の緊張が解けたような気候に…

奈月遥
1年前

老い立ち(おいたち)

樹齢を重ねて穏やかで頼もしい雰囲気を纏いつつ、なお生命力に溢れる巨木。 そこから、歳を重…

奈月遥
1年前

火食む(ほばむ)

熱中症など、熱が体に溜まり身の内から蝕まれるように感じること。 熱が灯した火がじぐじぐと…

奈月遥
1年前

指し凄む(さしすさむ)

指先が寒さにかじかんで、凍り付いたように動かなくなり傷みが走ること。指先が凍傷になるので…

奈月遥
1年前

窓の緋(まどのあけ)

窓硝子が、朝日や夕日の光を反射して、灼けたような緋色になる様子。

奈月遥
1年前

針鼓(はりこ)

針が突き刺すように痛む心臓の鼓動。 恋、病気、後悔、死別……ずきずきと痛む胸は、大切に想っているから。