ガンかもしれないと言われた36歳の年末
雪に1ミリもテンションが上がらなくなって、ひたすら憂鬱な気分になるのは私だけでしょうか?
#雪かきって重労働
#車出すまでにかかる時間に気持ち折れる
さて、本日は全国各地で寒空な天気。積雪が多いところもあるようですので、車はいつもより安全運転でいきましょう!
ということで(どういうことで?)、今日は年末にガンかもしれないと言われた話をしていきますね。
悪性の可能性があると言われた年末
2020年頃に、警察での職場のレディース健診で、「卵巣チョコレート嚢胞」であることがわかりました。
卵巣チョコレート嚢胞っていうのは、すごくザックリ説明すると「卵巣に血の塊ができる病気」なんですが、稀に癌化する可能性があるものです。
卵巣チョコレート嚢胞だと分かってから、定期的に受診していました。最初はピルを飲んで様子を見ていたのですが、生理痛がひどくなってきたので、生理を止める薬を飲み始めました。
チョコレート嚢胞は、生理が来るたびにひどくなっていく可能性が高いので、生理を止めてしまおうということだったんです。人によっては、生理を止めることによって、その血の塊が小さくなっていく人もいるんですが…。
逆に私は、どんどん成長してしまいまして…。
年末に見てもらった時には、7cmほどに成長してしまっていました。
いつもの定期受診のつもりで、いったのに急に先生がざわつきだし…
「いやーこれは大きくなってるな」
「手術した方がいいな」
「年始早々に手術しましょう!」
と言いだしました。
え?手術?そんなつもりできてないけども…。
とポカーンとしている間に、あれよあれよとMRIやCT、手術日などが決まっていきました。
先生が「嫌な感じだな」とかいうもんだから、なんだか不安にもなったりして…。でもとりあえず実感がないままに帰宅しました。
2人に1人が癌になる時代
CMで見たような、見てないような。そんな情報をキャッチしながらも、どこか他人事だったなぁと。実際に自分に降りかかってようやく、その実感が湧きました。
2025年には、恋人と同性パートナーシップ制度を結ぶ話もしていて、転機の年。さらに気合い入れて生きていこう!と思っていた矢先の、「癌かも」という急展開。
割と人並みに凹みました。
コーチングやカウンセリングの知識やスキルはあるものの、やはりこうしたインパクトのある出来事にはまだまだ太刀打ちできないと、実感することになりました。
12月10日から主宰する自分を生き抜く学校の第三期、新しいコーチングコース第一期が始まったばかり。そんな中で、生徒さんにも迷惑をかけてしまう心苦しさもあり、落ち込みました。
でも、これはすぐに生徒さんに事情を話しておくべきだろうと。今後の状況によっては、サービスの停止、返金対応などが必要になってくるし、何より私の精神状態が完全ではない状態だと、コーチングの質が落ちてしまう可能性があったためです。
すぐに、みなさんに事情を説明し、
・良性であれば2週間ほどで帰ってくること
・悪性であれば長期の治療となる可能性があり、その場合は返金対応などする
・せっかく始まったばかりで出鼻を挫いてしまって申し訳ない
と伝えました。
すると生徒さんから帰ってきたのは
・学長私たちは大丈夫です
・自分達でコンテンツで勉強します
・ますます進化して待ってます
・今は自分に専念してください
・返金とかやめてください
そんな返信でした。
もうね…感動しませんか?温かすぎて鼻の奥がツンとしました。
なんていい生徒さんを持ったんだろう。この人たちのためにも、早く治して戻ってこようと強く思いました。
その後、MRIやCTの造影剤の検査があり、
「良性の可能性は高いが、悪性の可能性も否定できない」
という判断をされ、1月16日に手術を迎えることになりました。
手術をしてみないことには、良性か悪性かの判断ができないとのことで、そこで私の今後の人生は大きく左右されます。
警察やめて3年。
ずっと走り続けてきたので、「少し安め」という神様からの思し召しなのかもしれません。
このガンかもという出来事も、きっと何か意味のある出来事。しっかり受け止めて、自分の人生に生かしていきたいと思います。
この騒動があってから既に人の温かさ、周りに恵まれている事実、たくさんの人に愛をもらっている現状をあらためて感じ、ありがたく思っています。
検査の影響で顔に激しい発疹が出たり、熱が出たりと年末年始はてんやわんやでしたが、年始に悪いことをぎゅっと終わらせて、さらに飛躍の年にしていこうと思います。
人生に起こるすべてのことに意味がある。
これって本当だなと。そう思って生きていきます。
16日までは落ち着かない日々かもしれませんが、粛々とできることを、やるべきことを、しっかりやっていきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!