スキの数【フォトギャラリー短編】
「あら、あなたのところには、そんなにスキがあっていいわね」
「いやあ。それほどでも」
「わたしのところには、1つしかないわ」
「それは貴重なスキですね。量よりも質が大切かもしれませんよ」
「そうかしら。たくさん好かれた方がいいんじゃないかしら」
「大切なスキなら、1つでも十分に価値があると思いますけど」
「そもそも、スキに質なんてあるのかしら」
「ここにあるスキは、あなたを見ていると勝手に増えてくるんですよ」
「・・・・あ、わたしのも2つになった!」
(お礼)t0m0y0さん、素敵なイラストをありがとうございました。少なくてもいいから、だれかがスキでいてくれると、うれしいですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。スキやコメントをいただけると、わたしのスキも増えると思います。
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