名もなき詩 #56

木々たちは憧れている
赤や橙に染まる華やかさ
向けられる賛美の眼差し
だからこそ変化の前の
熱い日の光を全身で受け
訪れる冷たい風をも覚悟する
根強く穏やかに深呼吸する

今日の私は静かだ
ありがとうの前に
『いつも』を付ける余裕がある
まるで木々たちのよう

#言葉でHUGを
#詩
#木曜日の詩

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