12/23 自然体験チポリーノ その②

遠くの山の雪化粧を見ながら、十根川の施設に到着。
そこで待っていたのは、一面に氷が張った池。

子ども達の目はキラキラ。
早速、長い枝を見つけてきて氷をつつく。
ビクともしない。

頑丈な枝で必死につっつく。
落ちないように気をつけながらバランスをとる。
自然はいろいろなことを身体で学ばせてくれる。

やったね！ 割れたよ！
どう見ても、ガラスにしか見えない氷。
割ろうとすると、氷のかたまりが左右に動く。
今度は、反対側に回って再チャレンジ。

かれこれ1時間近く、池の氷で遊んだ子ども達。
満足感たっぷりで、お腹もペコペコだね。

午前中は凍える寒さだったから、お日さまがありがたい。
いっきに手足も心もポカポカ。

身体があたたまると、気持ちにもゆとりが持てるようになる。
お友達の準備が終わるのを待つこと。
お味噌汁のできあがりを待つこと。
ポカポカしながら待つ子ども達は、優しく頼もしい。

クリスマスイブイブのこの日、スペシャルなおやつが登場。
前に、遠くからチポリーノに参加してくれたSちゃん家からポンカンが届いたよ。
ジューシーで美味しかったね。

Rくん考案の遊びをしたり、歌をうたったり、絵をかいたり、全部外で活動。
施設の中よりお日さまに当たっている方が、温かかくて気持ちがよかったね。
そういえば、午前から午後、お昼ごはんとおやつまでずっと外だったのは、はじめてだったかもしれない。

午後は、靴もはかずに元気に歩くMくん。
手袋なしの冷たい手でも、野イチゴとりに果敢にチャレンジしたＩちゃん。
ガラスのような氷のかたまりをたくさん取ってくれたＲくん。

大人は寒さに負けて諦めたり、やらないことを、子ども達は全力で楽しみます。
それだけ自然には、子どもを夢中にさせる魅力があるんです。

椎葉の、自然な自然の姿に気づきます。
寒い温かいの身体の変化も、自然のなかで生きていることを感じさてくれます。
人間の生命力を高めてくれるのは、自然なのだと思えます。

子ども達とお母さん方、いつも大切な気づきを与えてくれて、本当にありがとうございます。

自然体験チポリーノ
スタッフ
椎葉ゆう子

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