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面白かったマンガ【性教育編】

性教育って言葉に抵抗のある方が多いのではないでしょうか?
何となく気恥ずかしいから学校でしてほしい。
もしくは、学校でしてるから、別に家庭で教える必要はないんじゃないかと。
確かに学校でも授業がありますが、授業時間も短いし、子どもたちにはほとんど響いてないですね。肌感覚ですが。

性教育は性的なことだけを教えることではありません。
子どもが自分の体と心を大切にする方法を教える人権教育なんです。
去年から正式に「生命(いのち)の安全教育」も始まっています。

抵抗があるかもしれませんが、子どもに教える教えないは別として、子どもを守るためにも知っていたほうがいいです。

LINEマンガアプリで試し読みもできるものもあるので、ぜひ読んでみてください。

性教育のマンガと絵本

「おうち性教育はじめます」

こちらは思春期編ですが、小学生以下の子ども対象のものもあります。
性教育の本は10冊以上借りて読みましたが、こちらが1番わかりやすくて、読みやすかったです。

「性のはなしはタブーじゃない!小学生だから知ってほしいSEX・避妊・ジェンダー・性暴力」

子どもにも子ども用のを何冊か読ませたのですが、これが1番良かったって言ってました。
マンガだけど、必要な知識がバランスよく載っていて、大人が読んでもためになります。

「だいじ だいじ どーこだ?」

マンガではなくて絵本です。
からだの大切さだけではなく、一人ひとりが大切な存在ということを伝える”はじめての「からだ」と「性」のえほん”です。
プライベートパーツのことも書かれています。

「赤ちゃんはどこからくるの?」

3歳から10歳の子どもに推奨されている本です。
3歳から?と思われるかもしれませんが、
子どもの性犯罪は幼児を狙ったものもたくさんあります。
例えばショッピングセンターの男の子1人で行かせた経験はないですか?

なるべく早い段階で教える必要があるなと私は思います。

「あの子の子ども」

高校生の妊娠を扱った少女マンガ。
避妊の重要性、女の子の心と体を守るためにどうすべきなのか。
子どもたちが当事者として、考えるきっかけになるだろうマンガ。
思春期の子どもに読んでほしい。
個人的に中学校と高校の図書室に置いてほしいです。

性加害を扱ったマンガ

『言えないことをしたのは誰?』

中学校の男性教師が巧みにグルーミングして、女子生徒を性加害するお話です。
朝日新聞で紹介されていました。
ショッキングな内容ですが、ニュースでも良く報道されていますよね?
身近な問題として読むべきマンガです。

『恋じゃねえから』

子どもの性加害を扱った作品。
男性は大学生と中学生の恋愛と思っていた。
女性は性加害だと気づき、ずっと傷ついてきた。
この男性は自分の未就学児の息子が性加害にあったことによって、やっと自分の犯した罪に気付きます。

去年から性的同意年齢が16歳未満に引き上げられました。
5歳以上年齢の離れた相手との性交は犯罪になります。

主人公には思春期の子どもがいて、子どもとの関わり方の参考にもなります。


『SNSの怪物』

このマンガは読んでて気持ち悪くなるんですが、ある意味今のリアルなんだろうなと思います。

子どもを性被害から守るために一読をおすすめします。

「君たちがら生き延びるために」

こちらはマンガではないのですが、作家の天童荒太さんが母校の高校生に送ったメッセージ集です。
最後の方に性加害に遭わないためのアドバイスをされています。
今の大学生はレイプドラックがリアルにある世界なんだと驚きました。
無知は怖いです。


まとめ

息子はまだスマホを持ってませんが、スマホの世界は性犯罪の温床なんだろうなと思うとネットリテラシーも必要だなと思っています。

信じられないかもしれませんが、今はこどもがこどもを盗撮する事件が頻繁におこってます

子どもが加害者になる可能性もあります。
子どものためにも性教育を当事者として考える必要があるかなと私は思っています。
でも、私の夫も知らぬ存ぜぬなので、なかなか難しいですね。

とりあえず、中学生になる前にもう一度一緒に本を読もうと思います。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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