ヴィクトリアマイル回顧
ヴィクトリアマイル(東京1600)が
前半3ハロン 12.2 10.5 11.1の 33.8
前半5ハロン 11.6 11.4の 56.8
土曜日に行われた京王杯(東京1400)が
前半3ハロン 12.7 11.1 11.0の 34.8
前半5ハロン 11.0 11.2 の 57.0
比較してもわかるようにいかに
ヴィクトリアマイルが早いペースで流れたか
わかるようなレースラップ。
先行馬にはキツく、差し有利の展開となる
ヴィクトリアマイル
後半3ハロン 11.6 11.7 11.7 の35.0
の前傾ラップ
よどみない流れで負けた先行馬(コンクシェル・フィールシンパシー・スタニングローズ)は度外視してよい。そんな中、4番手にいたフィアスプライドは好枠を活かし上手い立ち回りをしたとはいえ、強い競馬をした。
コンクシェルはスタートよくハナとれるが
スタニングローズも内からスタートがよく、外からフィールシンパシーもあげてくる隊列となる。スタートの良かった、フィアスプライドはスタニングローズの後ろにスッとつけれたのが折り合え、好走に繋がった。最後までバテずに、長く脚をつかえた。ナミュールは痛恨の出遅れで、武豊騎手のコメントは最後までジリジリという伸びでしたということだが
あのレースラップなら後方から伸びてきてもおかしくなかったはず。海外帰りで、10日競馬になったことも考えると、体調面が万全でなかったと考えるべきか。
東京1600 スピードでると→
マスクトディーバは
今回の1400のようなレースペースでは
追走に手一杯で終始押しながらすすむ形に。
直線不利もあり、進路確保後は
最後200から伸びるも届かず3着
強い内容ではあったが
今後1600を使うなら追走力課題
東京1600→道中スピード早くなり、適正が1400にふれることがある。折り合いが難しい馬などが折り合いに苦労せず好走するパターン。
今回はテンハッピーローズがいい例で、
東京1400が(1.0.1.1)と好走していた。
逆に距離不安や追走スピードが遅い馬は流れに乗れず、後方集団に置いていかれる可能性ある。
マスクトディーバがその例として考える。
京都1600→3コーナーまで712メートルの直線で3コーナーから4.3メートルの上がり坂あるためスピード出にくい。スピードが出にくく、追走に苦労しないレースラップ、展開なら、マスクトディーバはマイルでも走れるかもしれない。
1600戦において、ただマイルで好走歴があるからと判断せず、競馬場の特性やコース形態を見極めて合う、合わないを判断していく必要あり。
テンハッピーローズ
この馬の勝ちには、それでも
自分の中でも謎が多くて、折り合い悪く
ベストは1400と考えてはいるが、好走要因は
・直線でも前が開く→進路スムーズ
・鞭入れた直後スムーズな手前の交換
→鋭い伸びと加速につながる
・展開が完全に向いたが強い内容
・好走の大半が左回り巧者
・ロベルトの4×4で典型的なムラがけするタイプらしい。気が乗らない時はあっさり負けるが、ロベルトのハマった時に強いと言うが、、
まだ釈然としない。評価据え置きで。
ドゥアイズ
展開が向いて、今回は相対的に上がりがかかってくれて4着なので東京1600は合わない印象で小回り向き
この展開でなかったら普通にキレ負けしていた
ルージュリナージュ
出遅れ最後方から。最後の脚は見事だが
この馬も展開が向いた。不器用で買いにくい。
ウンブライル
5、6番手で、いい位置で競馬出来たが
最後は伸びず。あの位置での、競馬ならば伸びなくても仕方ない気も。たらればではあるが
いつもの位置から競馬をしていると、、、
と思ってしまう。仕方がない負け、実力通り
モリアーナ
上がり2位タイの脚を使うが7着まで
もともと折り合い難があり、今回はマイル戦で
レーススピードがあがり1600で折り合いには苦労しなかったが、元々スタートが遅い馬なのでマイル戦なら後方からの競馬になる可能性が高い
ベストは2000前後か