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『停止』あの時大人に教えてほしかった話①

このエッセイは
・最愛の人を失った人
・ずっと心が何かを探してる人
・この人と結婚していいかわからないまま進みそうな人
・好きなことがわからなくなった人
・住む場所を変えたい人

とにかく人生に迷ってるときに読み進めてほしいです。

もっぱら20代の自分に戻れるとしたら
かけてあげたい言葉かもしれない。
"若いっていいよね"
って大人がよく言ってた言葉。

そんな年の大人になった。

でもわたしは20代って
一番苦しいんじゃないかなって思う。

大人になりたくて
でもなりたいその大人が
なんなのかわかんなくて。

世の中には
自己啓発本とか
正解のように聞こえる
答えがありすぎる気がする。

このエッセイで伝えたいことは
20代ずっと幸せがなにかわかんなくて
喪失感がずっと消えなかった私の話。

でも自分が探してる答えって
ちゃんと出せるって伝えたいから。
そんなに心配しないで、いっかい止まってみてほしいから。

これを書き進めてる。
プロでもなければエッセイを書いたこともないけど。

いつから心が動かなくなったんだろう
って苦しくて

この沼はいつ終わるんだろう
って泣きたかった私の話。

毎日同じ時間の満員電車に乗って
ぶつからないように小さくなって
会社にいく
"今年の夏も異常気象が…"

去年もその前もずっと聞いてる同じような言葉。

"いつになったら幸せになれるんだろう"
ずっと同じ質問を繰り返してた。

世界で一番大切だと思っていた人を亡くして
ただ生きてることだけでいっぱいだったのに

世の中から求めらえることは増えてった

"他の人から見たら羨ましいって思うようなポジションにいると思うよ"
執行役員から言われた

本当にそうだと思う。
恵まれてるって思ってた。感謝もしてる。

でもここで止まったほうがいいと思った。
ここでしか止まれないと思った。

周りを大事にするんじゃなくて
先に自分を自分で幸せにしてあげようと思って

愛情で満たされてた自分に戻れるように
自分の気持ちがちゃんとわかっていた頃に戻りたくなって。

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