第6節福井戦game2とバウンスバックとベルテックスのバロメーター
画像提供 K〜さんベルパルスさん
こんにちは。
福井戦game2の試合開始前の事です。
大石慎之介nightに参加された方にお声を掛けていただきまして。
※大石慎之介nightをご存じない方はこちらからご確認ください
何でも以前このnoteに上げた慎さんの引退に関する記事にいたく感動してくださったそうでわざわざ呼び止めてくださって想いを伝えていただきました。
みんなあの時は同じような思いだったんだなぁとしみじみしたわけですが、わたくしあまり褒められなれておりませんでして、照れくさいやらなにやらでXのフォロワーさんなのかnoteのフォロワーさんなのかも聞き忘れてしまいました。
今度お会いした時にはちゃんとお話しできると思いますので変な奴だったと思わずまたお声がけください。
そんな照れくさい思いで応援に臨んだ福井戦game2ですが結果
静岡 92-86 福井 GREAT WINじゃない?
終始もみ合う展開となり4Q2:52で静岡1点リードの緊迫した展開。
試合を通してお互いにディフェンスのインテンシティはかなり高いにもかかわらずそこをかいくぐって得点を重ねる好勝負になりました。
これは全B2リーグ民にご覧いただきたい名勝負なんじゃないでしょうかね。
game1でけちょんけちょんにやられてしまった原因の一人となった#3ゆーぞーが冷静に粘り強く戦えたのがgame1との最大の違い。
基本的にポイントガードを2枚入れてボール運びの部分でゆーぞーにかかる負担を少なくしたのでその分アタックできたりゲームを組み立てたりが容易になったように見えました。
例えば2Qの最初のポゼッションが象徴的だと思うのですがインサイドへフィジカルの強さを生かしたゆーぞーらしいアタックだと思います。
やっぱりチームのエースポイントガードは間違いなくゆーぞーであって、彼が有効に機能しなければ勝利を重ねていくことはできないしょう。
game1ではそこを福井にうまくやられてしまったわけですが、この日はうっぷんを晴らすかのような活躍でした。
でもこの日の殊勲選手はぼくの中では#11まっすー。
#21ジョンくんもこの上なく素晴らしい出来だったのですがそのジョンくんの20得点に次ぐ19得点を挙げたまっすーを取り上げたいと思います。
静岡新聞の記事の中でも森HCが”彼の得点が伸びるのはチームの状態が良い証拠”とコメントしているのが印象的ですね。
この一言で森HCがまっすーに寄せる信頼がわかろうというものです。
超攻撃型ディフェンスを看板にする森ベルテックスですが、もちろん守っているだけでは得点は入らないわけですからディフェンスからのファストブレイクが肝心になると思います。
その中でも1対1の状態でなら決めきってくるくらいのフィニッシュ能力があるまっすーの出来がチームの状態のバロメーターになるという事でしょうか。
またハーフコートオフェンスにおいてもピック&ロールを多用する先シーズンは山田安斗夢選手のできがチームの調子のバロメーターになるような気がしていたんですが、ピック&ロールよりもポストプレーやゴール下へのカットインを多用する今シーズンの森体制ではスモールフォワードとしてはサイズのあるまっすーの存在感がそれに代わってくるのだと思います。
この日で言えば1Q 8:48 チームに勢いをつけるバスケットカウントシーン。
硬いディフェンスでリバウンドを獲得してファストブレイクを出します。
#10とおい、ゆーぞーとつないだパスを受けたまっすーは細谷選手に対してユーロステップ気味にアタックをかけてアンド1を獲得します。
まっすーの速攻の先頭を走るとともに1on1であれば決めきる能力の高さが良く表れたアンド1だと思います。
同じく1Q 6:12の得点シーンも見てもらいたいです。
#26アンガスがダブルチームを受けながらローポストでボールキープして頑張っている場面で自分のマークマンが離れた瞬間ハイポストからするするするっとゴール方向へカットインしてシュートを決めます。
このタイミングを計りながらするするするっと中に入って行くのが全く持って上手いと思います。
オイお前どこから来た?と聞きたくなるようなタイミングです。
ディフェンスでもこの日のまっすーは見せてくれました。
3Q4:13からの福井の攻撃をご覧ください。
オフボールのスクリーンを使ってまっすーとライアン・ケリー選手の1on1の形を作られてしまいます。
まっすーサイズがあると言っても194cmです。
対するライアン・ケリー選手は211cmとサイズでいったら圧倒的に不利。
またライアン・ケリー選手はドリブルもシュートも上手く、ストップさせるのは無理かなと思ったんですが全くの杞憂。
フィジカルなディフェンスを見せてタフショットを打たせることに成功します。
あのライアン・ケリーを1on1で止めちゃうんだからなんともね、頼もしいかぎりです。
さてB1なみの戦力を有する福井と1勝1敗に終わった今節。
今後もこういったシビアな戦いが続いていくことでしょう。
混戦を極めるB2リーグも少しずつ上位下位が分離し始めており今のところベルテックスは上位にくらいついていけていますが一寸先は闇。
上位との対戦は最低でも1勝1敗のドロー。
下位との戦いは2つ取ることが理想。
欲は言わないけれどそれができれば最終的に西地区の一番上に居られるはず。
欲は言わないけれど西地区の一番上に立ってみたい。
まさしく 登 VELTEX!!