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GATOとディナイとバックドア
画像提供 かーちゃん
こんにちは。
今日は”ディナイ”の事からお話を始めてみようかと思います。
バスケ経験者であればどなたでもご存じの用語ですが意外とプレーの経験のない方にはなじみのない言葉のようなのです。
経験者の方は既知の事柄とは思いますがしばしお付き合いください。
denyのもともとの意味は拒否するとか否定する、自由にさせないという意味のようです。
バスケではボールを持たないOFプレーヤーに自由にパスを通させないようにするためのDFの技術といったところでしょうか。
ハーフコートのDFになった時に女子から”ディナイきっちり~”なんて声援を送られるとむくむくとやる気が湧いてきますから声出しOKになったあかつきには是非ともそんな声を選手に送ってあげてください。
例えばベルテックスで言えばエースの#7GATOに良い位置でボールを持たれて1on1を仕掛けられるのはどのチームもいやですよね。持たれてからでは得点に直結しそうだし、良くてもファールをつけられそう…
ならばボールを持たせないようにしちゃえばいいわけでそのためにGATOのところには激しくディナイしてきます。
ボールがなければ我らが猫ちゃんといえどもシュートを決めることはできないわけですからそのままでは困った事態になってしまいます。
ところが今シーズンのベルテックスはディナイに対する最適解ともいえるプレーを積極的に仕掛けてきています。
激しいディナイに対する最適解、それこそが”バックドアカット”でございます。
まずはこちらの画像をご覧ください。
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こういった形でディナイをしているとどうしても意識は自分のマークマンからボールの方向に寄ってくることが多いです。
パスを防ごう防ごうとしているんですから当然ですよね。
そんな時われらが猫ちゃんはパスをもらいに行くフェイントを仕掛けてDFの重心をさらにボール側へ寄せてから一瞬でゴール方向に進路を切り返します。
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自分のマークマンが剥がれた状態ですからゴールとの間には障害物はありませんし、もしカバーのDFが来ていればそのカバーのマッチアップが空いているので容易にアシストにつながるパスが出せます。
わかりやすい例が第2節金沢戦game23Q6:18相手のフリースローの後の攻撃で見られますので確認できる方は是非B3TVでご確認ください。
ディナイの意識が強くてバックドアできるなら良し、裏を警戒してディナイが緩めば準備万端なGATOにボールを持たせるも良し、どちらにしてもDFはやられた感が強くて嫌なはず。
シンプルなプレーですがこれって結構不自由な2択を迫ることができるので個人的には大好きなんですよね。
性格は悪いですよ、わかってますよそんなこと。バスケ好きで相手の裏をかいてやろうなんて常に考えている人間が性格がいいはず…以下自主規制。
ともかく強力なプレーであることに間違いありませんからもしバックドアでの得点シーンを目にしたら爆上がりしてください。
早く声を出していい環境が来ますように。
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