俺たちは何も成し遂げていない

お久しぶりです。御厨です。
私は今どこにいるかというと、上島珈琲北幸店です。横浜に移り住んだものの、ここと三ツ沢公園にしか姿を現さないレアキャラと化しています。最近は街中でやたらとピカチュウを見つけます。以下、だいぶ期間が空いてしまったので、みなさまを痺れさせる電撃のような文章をお届けできればと思います。

今回は自分と年齢が近い方、大学生～社会人数年目の方に向けて書いています。中でも、これから社会に出ていく大学生に届けば良いなと思っています（一番は自分へ）。高校生は「ふ～ん」ていう感じで流しながら机に向かってね。

そして、「自分は熱い人間だ」と思っている人には嘗め回すように読んでもらいたい。たぶん少しは心に火が付く内容だと思います。

それでは本題。今回のテーマは、お題の通り「俺たちは何も成し遂げられない」というものです。このnoteは、比較的ポジティブと噂される御厨優が書いているので、意外な題かもしれません。それでも言いたい！「俺たちは何も成し遂げていない」と。

みなさん、これまでどんなことを成し遂げましたか？
模試でA判定を出した？有名大学に合格した？ゼミ長やってる？塾の生徒を偏差値の高い高校に合格させた？サークルの新歓で新入生を沢山集めた？全国大会に出場した？学生にサッカーを教えたことがある？バイト先のカフェの売り上げを伸ばした？インターンで業績を何倍にもした？ビジコンで優勝した？起業して何千万も調達した？

パッと大学生が就職面接で言ってそうなこと。すごい！全部すごい！本当？

以下も見ていきましょう。

相対性理論を発見した。結核の治療法を解明した。未来の総理大臣を輩出する塾を運営していた。バルセロナの在籍期間で672点を取った。年商5千億ドルの会社を10数年で作りあげた。戦争を終わらせた。中華を統一した。海賊王になった。

これは凄い。ありえないくらい凄い。

僕が人の功績を見ていつも思うことが2つあります。
1つは、ありえないくらい凄い人しか人々の記憶には残らない。いわゆる教科書に残るレベルの人じゃなきゃ、みんな忘れるし、何千の歴史においていてもいなくても変わらん。
もう1つは、凄い奴の上に無限に凄い奴がいるということ。アーロン倒したのに、最悪の世代？七武海？海軍？四皇？世界政府？はにゃ？みたいな感じ。
例えば学生にとって先輩って超絶偉大な存在に見えがちだけど、全世界人類ランキングで見たら、マサラタウン先の草むらで出てくるポッポとかコラッタくらい、たぶん。

だから言いたいのは、俺たちは大したことないし、たぶんこの先も大したことないまま死んでいく。99.999%の人間は凡、俺もその一人だし、たぶん読んでくれている人も全員そう。

でも、それでいいんすか兄さん。何もできないまま死にまっせ。死んだとて、主人公にすらなれないですよ。何となくデカい組織の何万分の一で終って良いんですか。それっぽい安泰な生活を送って「しあわせ～」で良いんすか。何ひとつ夢叶えられなくていいんですか。ヒーロー・主人公になれなくていいんですか。

クソほどつまらんでしょ。僕よく言うんですけど、自分が作家になってストーリーを描く時に描きたい主人公に自分が成れていなかったら、変わるべきでしょって。

今の自分を振り返ってみてください。そのままでいいのか。
今回はここで終わりです。じゃあ、具体的にどうした方が良いのかっていうのを、若造なりに学んで感じて考えたことを次回は書きたいと思います。

では、また。少しでも頑張ろうと思ってもらえたら嬉しいです。

最後にもう一回言いたい、大学生たちよ、俺たちは何も凄くない、大したことない、そのままでいいのか、そのまま死ぬのか、と。