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指導の日記① 始まり

25年間続いている
小学生を中心とした
バスケ指導
指導者と言っても
学校の先生方やスポーツ教室のインストラクターさんみたいに、専門の学校などで
学んだ訳でもなく、
ただ、学生の頃に
やってた程度。
独身の頃に
地域の学校の保護者から
「何処のチームとしても
100近い点数を取られ
2点か4点しか取れなくて
見てられんとさ。
教えてくれんね。」
と頼まれた。

しかし
その頃の自分は
わがままで、世間知らず
1人では何もできない、
甘えん坊で、親から
「将来大丈夫かなぁ」と
心配される様な大きな
子供でした。が
頼まれると
嫌と言えない性格…
とりあえず見に行こう!
体育館に行ってみると、
先生が一生懸命指導に
あたっていたが…
なるほど、これじゃあ
勝てないのは当たり前だと
思いながら、その日は
先生に挨拶だけして、
帰った。
そして、
保護者からのお願い
先生の一生懸命さ
子供たちの練習風景が
頭の中で、巡る 巡る
巡り 巡って たら
闘志に火がつき決断!
やってみよう!

ここから自分の新しい
人生が始まる。

11月からスタート
最初は何もわからないので、
先生をサポートしながら
練習試合や大会などの
申請や役割の流れを
学びました。
3月 先生の転勤が決まり
4月から本格スタート!

まず、今までの練習を
見て勝てない理由

1.先生が、パスを出すと
 「うぇっ!」と言い
 パスを受け取らない。

2.教わると言うより
 やらされてる
 (親から健康の為に)

と言った状況

なので初めに保護者の
役員さんたちと
話し合いをして、
現状況を説明し
「スポーツをする以前の
 問題です。」と伝えて
今後の指導方針を伝え了承を
得た。

1.挨拶
2.靴を並べる
3.シューズを履いたまま
 トイレや外に行かない
 かかとを踏まない

この様な事をまず
当たり前にできる様にと
伝え始め、
バスケットの方は、
基礎を中心に少しずつ
進めた。
そして、いままで負け続けて
いたので、勝つ喜びを
伝えたいと、自分なりに
作戦を立てて初めての試合に
望んだ。
とりあえず、前任の先生が
バスケットの動きを
伝えていてくれたので、
試合中にベンチから
相手の動きを読み
「次は何番にパスがくるよ!」
と叫びながら、子供たちを
誘導し相手のミスを誘い、
試合を進めた結果、
ワンゴール差で勝つ事が
できた。
この時は子供たち
保護者、自分も
大喜び!
その日は1勝3敗
でしたが、久しぶりの
勝ち星で、今後に期待がたかまり大会終了!

しかし、子供たちは
練習を頑張らなくなってしまった。
何故か…






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