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脳みそが衰えてるって話
28歳から昔経験したことあるコンテンツにしか手を出さなくなった。
今の僕は30歳なのだが本当に過去に手を出したものにしか手が伸びない。せいぜいソシャゲと漫画だけは新しいものに触れているが、アニメや映画は過去に観たことあるものしかやってない。具体的には「わさドラを観ていると旧ドラの声が聴きたくなって、そのまますぐに旧ドラの観たことある映画を流す」ほどだ。
三十路にしてなんて老害ムーブ……。
ただ、こうなったのにも少し心当たりがある。
そう。生きるのに疲れたのである。
いや、なんか語弊あるな……この表現。
ただ、仕事をパワハラで失ったり、過労で倒れても休ませてくれない会社や愚痴しか言ってこない上司に囲まれている内にストレスで脳が衰えてしまったのだ。
ビバ・ストレス社会。
このストレスに脳を漬け込みすぎて脳のストレス漬けという寿司のメニューにありそうな脳になってしまったのだ。
前の会社はパワハラで辞めたのだが、日常的に暴力を振るってくる先輩は配置転換せずに僕が2時間先の事務所に左遷された。その後に、僕が暴力事件を起こす可能性があるからと先輩への処遇は伏せられた。なんじゃそりゃ〜!(スーパーマリオくん風のツッコミ)
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ただこの怒りが強すぎて自分の心身を壊してしまい、一時期は声が出なくなった上に耳がほぼ聞こえなくなった。
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みなさんお気付きの通りに例えが90年代のものになっている時点でお察しである。なんなら今も気持ちを昂らせたくてロッキーを見てる。
勝ち負けなんかよりも「エイドリアーン!」と連呼するロッキーに胸が熱くなったし、ロッキー・ファイナルでエイドリアンの死を受け入れられたロッキーには死ぬほど泣いた。
そんな思い出が僕の心のカンフル剤である。
なので新しいコンテンツに手を出してみた。
勝利の女神:NIKKE
「エッロッッッ!!!エロくて火傷しちまうぜっ!!うっひょ〜〜!!」
って下心でやり始めたこのゲーム。
意外と本編ストーリーがおもしろい。
逆にこんなにエロいとなんか損してるんじゃないんかな? とか思っちゃうレベルでエロい。ただ、その割にはそこまで『自主規制』で『自主規制』が多くない。まあ、ブルーアーカイブが今その位置にいるからなのか。ちなみにブルアカは一時期は戦術対抗戦で1位にもなったことがあるが、さすがに年単位で遊んで飽きた。ゲーム性が欲しい。あ、そうそう。このゲームのシューティング要素がちょうどいいボリュームで好き。
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いきなりエロから始まってんやんけ
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タフはなんかファントムジョーが出てきた辺りから……、刃牙のアライJr.編みたいになったよね。
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今でもたまに高校鉄拳伝タフとグラップラー刃牙は読むのだが、最近のこの2作は読んでてキツい。ただ、龍継は外伝だからと自分に言い聞かせてる。代わりにケンガンオメガを楽しみにしてる。お馬さんかっこいいし。
閑話休題して。
学園アイドルマスター
月村がなんかX(旧Twitter)でバズっててやってみたらめっちゃおもしろい。似たような育成のウマ娘がだんだんやるのがキツくなって敬遠していたが、ゲーム自体のテンポの良さとキャラがおもしろいのやれてる。一応の弁解だが、ウマ娘をディスるつもりは一切無いし、なんならウマ娘のキャラデザは好きな娘が本当に多い。ただ、欲しいウマ娘が当たらないのと育成に時間がかかるためにやらなくなってしまったのだ。ジェンティルドンナやらヴィブロスが欲しかったが引けなくて辞めてしまった。
学園アイドルマスターに関しては純粋にゲームとしてのおもしろさとキャラ同士のコミカルなやり取りが刺さった。あとはグラフィックが本当に綺麗なのだ。個人的に美少女ゲームに欲しいものが揃った作品だ。
ちなみにシャニソンはこっちをやりたくて切り捨てた。
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ただ、この新しいものに手が伸びない感覚はたくさんの人が感じているのではないかとは思う。というのも過去の作品の続編やらリメイクが流行っているのと、年単位で続編制作がされる世界になったからだ。
絶望視されていたガンダムSEEDの映画は公開され、過去の名作達がまた作り直される。キン肉マンもまさかの続編がテレビアニメ化した。まどマギも続報があり、ガルパンも相変わらず最終章が続いている。
ネガティブな話だが。
昔、クレヨンしんちゃんのオトナ帝国で描かれた見た目だけ大人の中身が子どもの存在を思い出す。たとえばひろしがウルトラマンのコスチュームを着て幼稚園児たちを追い回したり、レアなおまけが報酬と成り立つ大人の姿に感じた違和感。それを今の自分に感じている。
僕はいまだに独身だし、恋人もできたこともない。ただ、それに対して焦りを覚えることもなければ悲しみを感じることも弱くなってきた。ただ、無限に続くであろうエンタメやどんどん出てくるおもちゃが麻酔薬のようにその実感を殺してるように思うのだ。まあ、僕の場合は家族と不仲で縁を絶った過去があるために家族を作らないと誓っている側面があるのだが。
こういう話をしていると自分の心に矛盾を感じる。僕は本当は家族が欲しいのだろう。根底にそこがあるからわざわざ家族を作らないことを誓っているに違いない。そして、子供の頃に思い描いた「自分1人で勝手に楽しまない父親像」をいまだに持っているからこそ、今でもアニメやマンガやゲームで楽しんでいる自分に違和感を感じてしまっている。
結局は救いを過去に求めているのだ。
崩壊する前の家族と、子供の頃の愛されていた自分が好きだったものに。
今の自分はかなり灰色な存在だと思う。正直、生きていて苦しいことがかなりある。というのも、パワハラを受けて以来に頭が前ほど働かないしマトモな仕事もできなくなったので安月給で苦しんでいる。
あかん。やっぱり生きるのに疲れてるじゃん笑笑。