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やりたいことリストづくりの効果とは?

先日、とあるセミナーで、こんなワークをやる機会がありました。

「もし余命が1年と宣告されたら、どうしてもやりたいこと3つは?」

相続関係の専門家たちだけのクローズドな場所ではあったものの、なかなかヘビーなシチュエーション。

相続対策や終活を考えるお客さまにおすすめするエンディングノートの項目を、自身でも考えてみる、書いてみる、そしてお客さまの立場になって実感してみる、というものです。

自分の人生が終わる前に、これだけはやっておきたいこと。

限られた時間でぱっと思いついたことを書き出してみました。
そのままは記しませんが、じつは心の奥底にあったものをさらってみた3つのリストは、ざっくりこんな感じに。

  • もう少し生活が落ち着いたら、家族にも話してみようと思っていたこと。

  • すごく好きなのに、あまりできてないこと。

  • 興味があるのに行動できていないこと。

そのあと、グループでお互い発表し合う機会があり、そっち系があったか、とか、それも候補に入れてもいいかも、といった気づきはあったので、自分の3つはまだまだ再考の余地ありです。
(しかも、わたし予算なしで考えてました。まあ「お金を使い切る」というのもわたしのやりたいことなのかもしれません。)

でもそのどれも、日々やらねばと焦っていることや、To Doリストのタスクには入ってないし、かすりもしてなかったんです。

余命1年だったらやりたいこと=自分の人生を悔いなく終わるためにやっておきたいこと、というアプローチは、今やっていることを否定するものではありません。

ただ、「あなたが本当にやりたいこと」は、「自分にとって重要だけど期限がないこと」かつ「余命宣告されなくてもできること」ではないですか?と問われます。

このワークの示唆するところは人生を限りあるものとして捉え、たった1度の人生だと認識する、意識付けになります。かなり強烈に、なりました。

高齢者がやるとなったら、より切実さが増すでしょうから、じつはこれ、人生のだいぶ早い段階でやっておくのが良いんじゃないかと思います。
自分でもこうして考えてみることは、よいシミュレーションになりました。

さて、アプローチはうって変わって。

「ユメ・やりたいことリストづくり」のワークショップを、9月4日に西荻窪で開催します。手を動かして自分だけのお気に入りとなるノートをつくって、さらにそこにやりたいことリストを追加しちゃう企画です。

ユメややりたいことで忘れてたこと、後回しになってること、ワークで洗い出してみませんか? 日々目の前のタスクから、視点を切り替えるよい機会になりますよ。

エンディングノートづくりと銘打ってはいますが、やりたいことづくりは定期的な人生の棚卸しのひとつだと考えてもらえると良いと思います。

くれぐれも、こちらは余命宣告アプローチではありませんので、お気軽にご参加いただけると嬉しいです。


最期まで読んでいただけただけでも嬉しいです。スキをいただいたり、サポートいただけたら、すこしでもお役に立てたり、いいこと書けたんだな、と思って、もっと書くモチベーションにつながります。 いつかお仕事であなた様や社会にご恩返しできるように、日々精進いたします。