夏の思い出〜水木しげるロード編
9月に入ってもきょうは日曜日なので、まだ夏休み気分でよいのかな、と夏の思い出ラストに、鳥取・境港の水木しげるロード。
水木しげるロードとは
7月末は酷暑でしたね、日中でそう長くは歩けませんでしたが、雰囲気だけ楽しみました。
写真は、気になった像だけぱしゃぱしゃと気まぐれに撮ったのみです。それでも、機会がないと見返さないで終わってしまうので、いくつか載せておきましょう。
観光協会のスタンプラリーの台紙になっている「妖怪ガイドブック」(500円)は、現場でも振り返りでも超おすすめです。
子ども向けかと思いきや、全177像の妖怪プラスαが解説と写真付きで網羅されていて、日本の妖怪伝承文化の奥深さが学べます。
お土産屋さんも、タイムスリップ感あり。意外と涼しいので助かりました。
そして、水木しげるロードの紹介動画を発見。
まったくたどり着けなかった境港駅周辺と、夜の様子が写っていて、見れなかった景色で新鮮。旅を終えて、後から知るのはあるあるですね。
水木しげる記念館
2024年4月に建て直しリニューアルしていて、とってもキレイで充実した記念館。水木しげる先生の足跡が丁寧に追われていて、それゆえ作品への興味もわくような構成も素晴らしかったです。
特に「水木しげると戦争」のコーナーは強烈に印象に残りました。
壮絶な戦時体験と水木先生の人柄が、その自身による漫画や手記、絵で伝えられ、迫ってくるものがあります。その後の人生にどれだけ影響を与えたか、漫画家人生を時系列に辿れるようになっていました。
「妖怪洞窟」や「水木しげるが描いた妖怪たち」を抜け、「水木しげるの言葉」のコーナーまで。名言のオンパレードで、これも公式ガイドブックであとから読み直したいものばかりでしよ。
ほぼ『ゲゲゲの鬼太郎』しか知らなかったわたしは、『墓場の鬼太郎』も当然気になるし、夫から『河童の三平』の漫画を渡されているし、昨年の大ヒット映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』もまだ見れてないけれど……どれもほんとに気になる!
たくさんの漫画たちにアニメや映画、ガイドブックや関連書籍、いつでも触れられるなんて、なんて恵まれてるんでしょう。
あら、ヒット作の再構成版映画がまた作られたようです。
妖怪ブームは10年タームでくるというのは本当のようですね。
でも10年後といわずに、次に境港へ行くときには、(涼しい季節に)スタンプラリーしながら妖怪を語れるようになっていたい!と思うので、復習も兼ねて、noteに留めておきました。