夏の思い出〜出雲のお宿編
先月末のこと、出雲へ旅行したときの宿がとても良かったのでおすすめしたく、こちらに記しておきます。
出雲旅行を計画するならぜひチェックしてみてください。あ、出雲大社へ行くならベストシーズンでの11月を狙いたいところ。まだ間に合う!
古民家宿 NIPPONIA出雲大社 門前町
さっそくですが、こちらです。
米子に住むかつての会社の先輩が教えてくださいました。
先輩には鳥取・島根の美味しいお店やおしゃれショップなどたくさん教えてもらい、おかげで初めての地も超満喫できました。地元民に聞くの最強です!
出雲地域には「出雲平田 木綿街道」と「出雲大社 門前町」があり、1ヶ月前でも予約がとれたのは、「門前町」の方でした。
これまで知らなかったのですが、NIPPONIAは、コンセプトが素敵です。
日本の古き良き里山、集落、城下町、宿場町などで、古民家をホテルや店舗として蘇らせているんですね。その地域ならではの文化を見出して再生し、日本の暮らしの体験を通して継承していこうというもの。好み。
すでに全国31地域にあって、どこも行ってみたい土地ばかりです。
この出雲大社 門前町は2022年6月オープンとのこと。
Googleマップ(↓)で見てほしいのですが、立地が抜群によいんです。
出雲大社から続く神門通りの、一の鳥居と二の鳥居の間くらいを少し入ったところで、出雲大社へは徒歩5分くらいの好立地!
初めてで勝手がわからないながらも、これだけ近ければ大丈夫と思わせてくれました。
そうそう、すぐ目の前に大社中学校があって、「大社のこんな近くに中学校があるなんて守られてそう」なんて話していたら。この夏の、島根大社高校の甲子園での大活躍はまさに神がかってましたよね!大社高校もすぐ近くだったようで、なんだかとても嬉しくなりました。
くつろぎ前提のプランで
わたしたちの旅は酷暑の7月末でした。到着した日中は暑すぎたので、門前町をすこし歩いただけでぐったり。
なので15時ちょうどにチェックイン。
母屋(この写真だと右手側)のほうは、元診療所だった建物で、玄関は洋風、中へ入るにつれ日本家屋になっていくようなフシギな造り。
くねくねと案内された先に、ダイニングがありました。
今回のお部屋「秋月(しゅうげつ)」は完全独立した離れになっていました。
入ると土間、左手にリビング、右手が二階への階段です。
土間の奥にもう一つ扉があるのですが、ここを出るとなんと裏通りに面していました。なので、大社へ行くにはここから出た方が近い!
左手奥にお手洗いと広々とした洗面バスがあります。
ここで、珈琲豆を挽いて淹れ、ソファでまったり、くつろぐことができました。
そんな訳で、夕方になるまでのんびりしたら晩ご飯に出るついでに稲佐の浜へ。
神在月には全国の八百万の神々をお迎えする場所なのだそう。日本海の神々しさを拝んで。
外食から帰ったら、お部屋で晩酌。テレビがないのも無問題。わが家で流行っていた花札が,なんて似合うお宿かしらと。
二階の寝室。3名なのでエクストラお布団ですが、広くて超快適です。
参拝は朝食前に
出雲大社へは、朝7時から参拝することができます。(ずっと開いてるけど社務所が開くのが7時)
朝は曇りがちで日傘いらず。蒸し暑さも木々が豊かで、そこまで気になりません。
出雲大社については、もっと勉強して行けばよかった!
…とまあ毎回どこへ行っても思うのですが、一度行くとやはり違いますよね。イメージが掴めたので本領発揮は2回目かもしれません。
8時過ぎてもまだ人が全然いなくて、帰途につく頃には、これから晴れ上がってきそうな予感のみ。真夏でも爽やかな朝参拝でした。
フレンチな朝食
この宿はフレンチレストラン「Cuisine OKU」が併設しているので、朝食もフレンチのコース仕立てのお料理です。
なんて優雅な朝食!
場所と建物とおもてなしと、一泊でもこんなに豊かな気分にさせてもらえるとは思いませんでした。
次に行くときも必ず泊まりたいお宿でした。