今できること その1
刻々と暗転していく。
コロナショックも2、3ヶ月後には徐々に引いて日常が戻ってくるだろうと呑気にしていたのはごくごく最近のことで。不安に苛まれて寝る前にネットの情報を漁りまくっている今日この頃です。
特にこれからの経営をどのように方向転換して良いのか考えあぐねておりますが、ここ2、3週間で考え方がゴロゴロと変わり180度どころか横回転を加えひねり回転をしてクラクラしてます。
コロナが過ぎ去った後のことを考えるのではなく、コロナと共に生きていくウィズコロナという世界観が出てきていますね。僕としては今のところウィズコロナがしっくりきていて、ワクチンや特効薬が完成しても直ぐには回って来ないだろうという話しも出ています。
ワクチン等が全国民に行き渡るまで自粛要請は続くでしょうし、これは相当な長丁場を予想しなければならない。ワクチンが出来るまでに最低でも18ヶ月はかかるみたいですから2、3年はこのような状態が続くことも想定しておかなければならないのでしょう。世界の人々が自由に行き来することが可能となったグローバル化の弱点。今回は新型コロナウイルスでしたが別のウイルスが出てくる可能性もある。
さてどうしたものか。
マクロな動きはプロが情報を提供してくれるのである程度予測出来ますが超ミクロな自身の工房経営はどうなっていくのか。作っているものは不要不急だし生活に直結するものではないのでこの状態が年単位で続いてしまうと本当にどうなるか分からない。
どう考えても明るい展望はない。
しかし僅かな資金力ではありますが体力が続く限り今の仕事を頑張って続けていきたいです。そう思うとやはり変わらなければならない
奇策などないけども出来ることを地道に講じていきたいと今は思っております。前回の投稿では新しいことをやっていくと宣言したのですが、もちろんそこも進めつつ足元を固める策を優先したいところです。そしてポジティブな感情も維持しております。
平凡な内容ではありますがまずはオンラインショップを充実させていくことです。
これまで作ることに専念していたのでなかなか手が回らなかったのですが、今年予定していたいくつかの展覧会もどうなるか分からない状況ですし時間が例年より空きそう。その空いた時間を利用してオンラインショップをアップデートさせる予定です。
今運営しているオンラインショップはコチラ
実はよつめ染布舎の染物の製品の売り上げはほとんどお取り扱い店舗さんの売り上げで成り立っております。つまり卸しで成り立っているということになります。つまり卸しで成り立っているということになります。なのでオンラインショップをアップデートするということはお取り扱い店舗さんには何とも申し訳ないことではあるのです。
売る力というのはやはり売ることを本業としている方には叶いません。よつめ染布舎のお取り扱い先さんにはそういった素晴らしい売り手さんが有難い話しでたくさんいらっしゃいます。特に長野県のわざわざさんや福岡県のうなぎの寝床さんは突出していて真似出来ない域に達した方々です。
ですがSNS等でお取り扱い店舗さんが続々と実店舗を休業されており、大幅にはまだ表れておりませんが卸しの売り上げは徐々に減ってきている状況です。この下がりは今後より顕著に長期化すると踏んでおります。
お取り扱い店舗さんにはアフターコロナの世界でまたよつめ染布舎の製品をこれまで通り売って頂くためにも僕がその時までプロとして染めていることが最重要と考えオンラインショップの充実を図っていきたいと思っております。
本日はここまで。
その2に続く。
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