反面教師からの私の子育て
急に怒り出すヒステリックな母と、母大好きで母の機嫌を優先して叱る父。
子供の頃の私には味方は居なくて、どちらも怖い存在。
朝起きるだけで、そのドキドキはスタートします。
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小学生の頃は毎朝父が起こしに部屋に来る。
朝だから起きなさい!と言われるが、眠くてダラダラしていると、また父が廊下を歩いて部屋に向かってくる足音が聞こえる。
怒られる!と思いとっさに飛び起きる。
これが私の毎朝のスタートだった。
もちろん足音に気付かず再び起こされることもある。
そしたら朝から叱られたり、叩かれたり、不愉快な朝がスタートする。
🍀
朝からビクビクしたり、不愉快になったりって、毎朝スタートから損してると私は思っていた。
だから私は娘を起こす時は叱らない。
毎朝笑顔でスタートする♡♡
🍀
これは下の娘が5歳くらいの時によくやっていた起こし方。
起こす時は色々な呼び掛けをする。
「ママの宝物ちゃ〜ん、どこ?」
「あれ?居ないかな?」
「居なくなっちゃったかな?」
「大変探さなきゃ〜」
そして娘の心の声を勝手に代弁する
『ママうるさいよ〜』
『眠いから無理返事出来ない』
『う〜ん、居るけど無理〜』
『ここに居るよ〜』(勝手に手を挙げる)
その代弁された心の声に反論するもう1つの心の声を代弁する
<私そんなこと思ってないのに勝手に心の声しないでよ〜>
<眠いのに手挙げないでよ>
私は1人で3役しながら勝手に会話を始める
「あれ?ダメだった宝物じゃないの?」
『宝物だけど眠いのに〜もう〜』
<ってだからママ勝手に私の心の声しないでよ〜>
とかやってると笑い始めたり.......
「あれ?やっぱり居ない?宝物ちゃ〜ん」
って呼ぶと自分から手を挙げ始める。笑
「良かった♪ここに居るの宝物じゃないのかな?って心配したよ。宝物ちゃん?」
ちゃんと目を覚まして、うん♡宝物だよ♡と笑顔いっぱい♡
毎朝こんなコントをしながら目覚める子育て♡
ちょっぴり時間は掛かるけど、愛情いっぱい笑顔いっぱいの楽しい子育てです♡
🍀
そんな娘も今じゃ8歳なので『宝物ちゃ〜ん、起きる時間だよ〜。』言ったら「う〜ん」って言いながらも手を挙げて起きてくれます。
🍀
よく愛情を受けて育たなかった子は愛情の注ぎ方が分からないから、良い子育ては出来ないとか言われるけど、反面教師の親というのも悪いことばかりじゃないと私は想います。
この子育てを思いついたのは親のおかげでもある。
自分がされたかったことを娘にする。
こんな子育てもアリじゃないかな🍀
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