社会人院生の学費事情
恐らく,社会人で大学院進学をためらう理由は
・お金
・時間
・学力
かと思います.
時間はそれぞれの会社次第.
学力は思い込みを捨てれば何とかなります.
むしろ社会人のほうが日々の仕事のタスクの芯を見極め,どう効率的にこなすか,が出来ていれば入試も何とかなると思います.
お金についてです.
まず,入学金と学費です.
気になる大学の学部の学費を調べてください.
「○○大学」×「○○学部」「学費」
で検索すれば出てきます.
学部によりますが,この金額を負担できるか否かです.
ネットでよく,大学院まで行くと「300万,400万」等ありますが,例えば,私の大学院の年間授業料は1年目が50万円,2・3年目は60万円,4年目以降は博士論文のみを残した場合だと半額だそうです.
入学金は,学内進学だったためかかりませんでした.
そして,春季・秋季の2回払いなのでボーナスで負担出来る額であり,日常生活(月給)では授業料は負担にならない予定です.
ただし
私の研究フィールドは海外のため,海外渡航の費用が発生します.
この対策としては,
・科研費や助成金などを利用する
・奨学金を利用する
・学内の研究助成金(確か数万)を利用する
という方法がありますが,コロナで渡航の目途がたたないことと,助成金も活用しすぎると負担があるので,月給からコツコツと渡航費を貯めています.
というか,結局コロナで渡航出来ないため渡航資金がどんどん貯まっていきました.
また,文献の印刷費や購入費があります.
これは,研究室単位で助成金を獲得している研究室では,研究室資金で負担してくれたりします.
私も修士の研究室が学生の研究と企業の研究をタイアップし研究資金をもらうというブラックな研究室だったので,意外に研究フィールドへの交通費や取り寄せたい質問紙代,印刷代に困ることはありませんでした.
私は博士課程なので授業がないのですが,修士で授業がある場合は,それぞれの授業の教科書を購入しなければいけないかもしれません.
なので,コロナ禍の中,移動も出来ず・飲み会もなく・論文も電子媒体で入手出来る時代であまりお金を使用せず,授業料のみしか負担していない気がします.
ただ,独身&実家暮らしであれば,飲み会や携帯の課金,毎日のコンビニに支払うよりは一層のこと進学してしまったほうが生き銭になる気がします.
今日もだらだらと.