頭がいいことの定義をアスリートに置き換える
頭がいいこととは,の定義をもう一度.
「早稲田大学大学院修士課程卒業」であり,現在「早稲田大学大学院博士課程在学」となると,ハロー効果で頭が良く見えます.
会社でも,私と同じミスをした人が「使えない」と言われ,私は「こんなミスもするんだ」と驚かれます.
ハロー効果凄い.
で,私は会社や友人にも幾たびも「私はポンコツだが,ポンコツな自分を知った上で,仕事をどうこなせばいいか調べながら四苦八苦こなしています」と話しています.
が,大体は私に好意的な人は,
「謙遜している」「腰が低い」「そんなに卑下するものじゃない」
で,劣等感がある人は,
「大学出もたいしことない」「勉強と仕事は違う」
とかマウントしてきます.
どうでもいいのですが・・.
が,私は私でさえ「敵を知り己を知れば100戦危うからず」でここまで辿りついたので,バイアスや思い込みを捨てれば,多くの人がもっと発展できるような気がします.
どんなに,「中学時代の成績は200人中180番台前後」と言っても,「地頭がいい」で終わってしまっていましたが,良い説明方法を見つけました.
参考は武井壮さんです.
アスリートに置き換えて説明すると,私の身体能力はそれほど高くない,むしろ平均より低いくらいだと考えてください.
私はまずスポーツが得意な人を徹底的に分析します.例えばマラソンで考えると,歩幅やピッチやフォーム,呼吸のリズム,足の着地姿勢,栄養の取り方,走る時にどこの筋肉を使用するからどう筋トレをするか等々,分析した上で,何が自分に落とし込めるか努力します.
某テレビ番組で水泳にチャレンジする人たちに対し,オリンピックメダリストの立石さんが,どんな能力を重視するかを聞かれたところ,「良いフォームを見て,それが自分に落とし込めるか」と言っていたような気がします.
高校までも大体指導者で弱い学校・強い学校が決まります.正しいフォームや練習方法があれば,ある程度はいけるのです.陸上の為末さんも,世界と戦うには小柄でしたが,効率的なハードリング技術を取得したり,「考えること」により身体的ハンデを補っています.
そういえば,自分はダンスをしており,ダンスの才能はないのですが,うまい人の動画を撮らせてもらい,そして何十回も自分の動画を撮り,どこが変なのか,それを直すためにはここの柔軟性とここの筋力・リズム感が・・と動画をずっと分析し続けました.
なので,私は意外に初期が弱いです.元々がポンコツなので何をやっても最初はミスを連発するし,うまくいかないのですが,諦めず成功例と自分の失敗を分析し修正します.
元々一瞬で理解してしまう人が天才で,この軌道修正が早い人が東大レベルなのかなと思います.
東大王を見ていますが,どうやってその解にたづりついたか推理力を自分に落とし込もうとするだけで勉強になると思います.
ということで,少しタイトルとずれてしまったかもしれませんが,今日もダラダラと.