夜灯蛾

多趣味な蛾。やりたいことが多すぎて目を回している。シダを愛でたり魚を愛でたり、刺繍をし…

夜灯蛾

多趣味な蛾。やりたいことが多すぎて目を回している。シダを愛でたり魚を愛でたり、刺繍をしたりCoCのシナリオを書いたりする。双極性障害で闘病中。

最近の記事

エレクトリック・ステイト

スウェーデンのアーティスト、シモン・ストーレンハーグが描いたイラスト集だ。絵本というよりは、イラストの付いた小説と言った方が良い、文章量が多いので。 主人公のミシェルは、スキップと呼ばれる小型ロボットと共に、何かを目指してアメリカをひた走る。道中窓の外に見えるのは、ランプを灯す奇妙な構造物、ケーブルで繋がれた家々、薄暗がりに立つポップなペイントを施されたロボット、戦争の残骸、そして頭に機械――ニューロキャスターと呼ばれる――を被った人間たち。 ヘッドマウントディスプレイを大

    • 休職、のびる。

      9月末まで休職予定だったのが、10月末にのびた。 9月半ばからリワークに通っているのだが、「半月では復職の判断材料として弱い」とのことで、10月末までしっかり通ってから復職することになった。正直まだ朝起きるのが辛いので、ありがたくはある。一方で金欠は続く。それはそれで辛い。 相変わらず朝がだるい。8:00起床を目標にしているが、どうにもぐずってしまい、8:10頃にやっと這い出している。こうなると、朝食を抜かないとリワークの予定時間に間に合わない。「規則正しい生活を送るように

      • 音感が半音ずれた

        いつからこうなったのかが分からない。 元々、中途半端ながら絶対音感があった。音を聴けばドレミが分かったし、任意の音を発声するにも問題はなかった。昔はよくmidiシーケンサで遊んでいて、そのときにも違和感や支障はなかった。 それが、何が原因かは分からないが、いつの間にか「私の中の音」が半音ずれていたのだ。 最初に違和感を覚えたのは、数年前、簡単なBGMを作りたくてソフトを購入したときだ。私が「ド」の音を入力しようとしてボタンを押したとき、鳴ったのは「シ」だった。他の音を入力し

        • ポストカードを壁に飾る

          我が家では、ポストカードを壁に何枚か飾っている。 賃貸だが、壁に画鋲の穴を開けることについては最早躊躇していない。ただし「穴が目立たない」と説明に書かれた画鋲を使っている。 穴を開けたくないのは壁だけではない。ポストカード本体こそ傷を付けたくない。そこでダブルクリップでポストカードを挟み、取っ手部分を画鋲に引っ掛けている。これならポストカードの交換も簡単だ。 以前はひっつき虫を試したり、マステで壁に貼ったりしていたのだが、どちらもしばらくすると剥がれてきてしまいダメだっ

        エレクトリック・ステイト

          月見バーガーを食べた

          実は食べたことがなかった。基本的にマックに行ったら、オールシーズン、ダブルチーズバーガーを頼む。ただ今回は、通話中にフォロワーが月見バーガーをデリバリーしているのを聞いていたら、無性に食べてみたくなったのだ。 月見チーズバーガーにポテトとナゲット、ドリンクとアップルパイのセットで1500円。ここにデリバリー料金が300円。合計するといい値段だった。デリバリーは便利だが高い。まあうちからマックまでは距離があるので致し方なし。 味は、確かに美味しかった。物凄く美味しいという訳

          月見バーガーを食べた

          キノコとくるみのポタージュ

          実は、今noteを書いているこのアカウントはふたつ目である。そして確か以前のアカウントでもこの話を書いた。なのでこの話をするのは二回目になる。 我が家には同僚から買い取ったフードプロセッサーがある。同僚は買い物が大好きなのだが、買ったはいいけど要らなくなったもの、使わなかったものを集めて、度々自宅でフリマを開催していた。その際に、新品で使われていないフードプロセッサーを定価の半額で頂いたのだ。 それ以来、我が家のレシピにポタージュが追加された。とうきびのポタージュや蕪のポ

          キノコとくるみのポタージュ

          いつの間にか楽しかったことを忘れている

          仕事の話だ。 以前は、自分の作ったものが世に出たとき、楽しさや高揚感を覚えていたと思う。ごく稀に、お客さんから「とても良かった」とフィードバックが返ってきたときは嬉しかった。世に出ないものだったとしても、新しい技術に触るのは面白く、何かを完成させること自体が楽しかった。 一方で最近は、何かが世に出ても、昔のような喜びを覚えていない。ああ、出来上がったな、良かった、という感じだ。新しい技術の習得については、それ自体がうまく行っていない。本を読んでも動画を見ても入ってこないので

          いつの間にか楽しかったことを忘れている

          そろそろPCの寿命を思う

          多分、今八歳くらいだ。 CPUはi7-7700、ぎりぎりwin11に適合しない世代だ。グラボは確かGTX1070だったような。当事はそこそこ高性能だったが、今となってはオンボロだろう、多分。 何度かブルスクになったり、SSDが認識されなくなったりはしたが、その度に持ち直して動いている。ただ最近、動作がもっさりしたり、ブラウザが変に反応しないことがある。いささか不安だ。 デスクトップなので、パーツ単位で買い換えることも一応可能ではある。実際メモリとHDDは増設している。が

          そろそろPCの寿命を思う

          睡眠が安定しない

          好きな曲。この方の静かな曲がどれも好きだ。 復職を目指すなら、出社する都合上8時には起きなければならない。8時に起きて、草に水を、魚に餌をやり、朝食を食べ、身支度を調えて出勤すれば時間的に丁度良い。余裕を持ちたいなら、7時半に起きられればなお良い。 なのだが、このところ目が覚めると9時を過ぎている。目覚ましは7時半と8時にかけているのに、気付いてもいない。これはちょっと困る。 なるべく0時には寝るようにして。「朝、絶対起きなければならない」と自分に言い聞かせている。目覚ま

          睡眠が安定しない

          もう一度みたい作品

          多分、2014年のことだったと思う。 近くで芸術祭が開催された。トリエンナーレ――三年に一度開催される芸術祭――の最初の年だった。 市全体を使って催されたイベントで、様々な美術館やギャラリー、飲食店が、各々にテーマに沿った展示を行なっていた。 私はこの一大イベントの期間、スタンプカードを握りしめ、あちこちの展示を見て回った。 とある美術館に、その作品はあった。 確か、入口でまずサングラスを渡されたと思う。目を暗闇に慣らすのだ。しばらく待ってから、順番に暗室へと通される。

          もう一度みたい作品

          ランチをどうしようかという悩み

          現在休職中である。そしてもうすぐ復帰の予定だ。 復帰すると当然ながら出社する日々が始まる。出社するとどうなるか、そう、ランチが必要になる。 休職中だったので金欠だ。できれば弁当を用意した方が良いだろう。しかしまともな弁当を作るには、あと30分早く起きなければならない。今はやっと出社時間に合わせて起きられるようになったところだ、正直厳しい。 それに夕食の残りを詰めるのなら、詰められるような夕食を作らねばならない。このところのミネストローネ生活に終止符を打つ必要がある。……正直

          ランチをどうしようかという悩み

          これが終わったらフラペチーノを飲む

          憂鬱だ。滅茶苦茶憂鬱だ。 今から心療内科である。前回から日を待たずしての受診だが、今回は用件がいくつかあって来た。なお私のかかりつけ病院は予約が要らない。用があればいつでも行ける。 用のうちメインは、書類作成依頼だ。診断書ほか幾つかの書類が必要になった。必要なのだから仕方がないのだが、お願いすること自体を凄く憂鬱に感じている。嫌な顔をされるんじゃないかとか、不機嫌になるんじゃないかと想像してしまう。 こっちの用事もそれなりに憂鬱だが、もうひとつの受診理由が問題だ。 前回

          これが終わったらフラペチーノを飲む

          葬式ではこれを流して欲しい

          このタイトルを打ち込みながら、柴田勝家の短編集のタイトルを思い出していた。 買ってはあるのだが、積んでいてまだ読んでいない。柴田勝家の小説は、「ニルヤの島」と「雲南省スー族におけるVR技術の使用例」が好きだ。 本題。 私の葬式ではこれを是非流して欲しい、と思っている曲がある。 この曲で送り出して欲しい、とは少し違う。葬式は、友人や親類縁者が一堂に会する場だ。つまり私が彼らに、私の推し曲をアピールするこの世で最後の機会なのである! ででーん! そんな最後の推し曲紹介タイム

          葬式ではこれを流して欲しい

          知りたいようで、調べてない、パーソナルカラー

          イエベ、ブルベ、という言葉がある。 所謂パーソナルカラーというもので、これが分かると、どんな色の化粧品や服が自分に似合うのかが分かるらしい。大分類として「イエローベース(イエベ)」、「ブルーベース(ブルベ)」があり、更に小分類として「春夏秋冬」がある。ふたつの分類を組み合わせ、「イエベ春」、「ブルベ冬」のように言ったりする。 パーソナルカラーを調べるには、上記のようなサイトで自己診断するほかに、デパートなどでも診断を受けることができるようだ。私もサイトでの診断はやったこと

          知りたいようで、調べてない、パーソナルカラー

          言葉が出てこない

          散歩していたらリスが居た。 以前書いたが、私はよくTRPG(CoC6)で遊んでいる。なのだが、このところ少々困っていることがある。 上手く会話を続けられないのだ。 まず、相手の話していることを咀嚼して理解するのに時間がかかる。何を言われているのか、それはどういう背景情報に紐付いているのかを、頭の中で積み木のようにバラして、理解できる形に組み直している感覚だ。その間も会話は進んでいくので、頭が混乱しそうになる。 そして、自分がPC(プレイヤーキャラクター)としてどんな言葉

          言葉が出てこない

          レンズが直った

          以前、「カメラが壊れた」というnoteを書いた。 あの記事は喫茶店で書いていたのだが、自宅に帰って別のレンズを付けてみたところ、正常に動作した。つまり壊れていたのはレンズだったのだ。 ダブルズームキットで付いてきたズームレンズ。一番使っているし、買ってから6年近く経つし、壊れることもあるだろう。というわけで、オリンパスの修理サービスにお願いすることにした。 電話で集荷を依頼し、プリントした用紙に症状を記入する。梱包は集荷に来てくれた人がやってくれる。コワレモノだし、自分で

          レンズが直った