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絵本の様な手紙

20年以上前に、私がまだカメラマンを目指していた頃、
八ヶ岳で出会った少年みたない女の子。
その子はあの頃からずっと長野に住んでいて、今でも年に一度は必ず会うし、向こうからは年に一度か二度手紙を送ってくれる。
私はというと、、手紙を返す事はほとんどなくメールをするだけ。。
ごめん。

私はその子の手紙の言葉が大好きで、
会って話している時の雰囲気とはまた違うのが面白い。

誕生日でもなんでもない日に、ふとポストに届くその手紙は
短編小説か絵本を読んでいるかのような、
ずっと読んでいたいなぁと思わせてくれる文章で、実は
密かに楽しみしている。

コロナになって3年近く会って居なかったのだけど先日久々に、長野からバスに乗り東京まで出てきてくれて、一緒に美術館へ行った。
絵画をみて、色んな展示をみて
「○○ちゃんからの手紙の方が面白いな」って言ったら、
会った数日後、送ってきてくれた。

やっぱりなんだか絵本を読んでいる様な気持ちになる。
言葉は簡単だけど核心をついていて、哲学的な感じもする。

本人は意識もしていないし、何も気が付いていないと思うけど。
星の王子様みたいだな。。

ふと思った。
私が絵を描いて、文章を書いてもらいたいなぁって。
まぁそれはさておき。

たまには私もお返事を書こう。
星空の便せんに花の星を添えて。。。


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