HRアワード最優秀賞の受賞
iCAREの山田です。
先日、HRアワード最優秀賞という栄誉ある賞を頂きました。
iCAREのプレスもご覧になってください。
387件がエントリーし、一次選考で20件が入賞、さらに全国20万人のHRパーソンによる投票、選考委員会による最終選考を経て、プロフェッショナル部門では4件の最優秀賞という快挙となります。
この受賞に際して山田のFacebookも過去最高のいいねを頂きましたし、コメントも皆様あたたかいものばかりで嬉しく思いました。
産業医の水谷先生は、こんなお祝いも九州から送って頂きました。ありがとうございます!このnoteで御礼申し上げます。
なお弊社ユーザーでもある北都システムの城内さんはこんな素敵なツイートも。。。
事業成長と従業員との関係を創るために存在する
今回は、このHRアワード受賞の際に、私から審査員や会場にいた方々へ挨拶した内容、今のiCAREについてお話します。
10年前にiCAREを創業した頃「健康管理は法令遵守のため」でした。
健康診断や労働時間管理は、法律にルールが書いてあるから実施しているというコメントが人事や産業医の先生から聴かれることが定番でした。
しかし、私が産業医や歴史を学べば学ぶほど、健康管理は法令遵守のためにやっているのではなく、当たり前と思うかもしれませんが「働くことで健康を損ねるひとを発生させない」仕組みを日本は法律に明記したということだけだと知ります。そのためのセキュリティシステムのようなものです。日本で働くためには、自分が健康であることを証明する必要があり、それを企業は管理する、これが健康管理の本質でした。
当時の健康管理は、属人的でブラックボックス化されていることが大きな問題でもありました。標準化なく、管理出来ていないことによって、働くひとの健康の何が問題なのかがわからないのです。人事や専門家はなんとなく定性的な肌感覚を持っているだけなのです。数値化できないものは管理出来ないという鉄則の中、「働くひとの健康を可視化=データ化」することが最重要だと考え、健康管理クラウドサービスを提供開始しました。
「可視化→分析→解決」という流れで働くひとの健康へアプローチすれば、働くひとの健康は創れる、そう確信していました。紆余曲折あり、このアプローチもより進化するのですが、2016年にCarelyを提供開始、2017年に現COO石野(当時CTO)がジョインし、開発組織が作られ、数え切れないほどの新規機能と改善を繰り返してきました。それもユーザーである人事や産業医、産業看護職の方々と一緒に。結果的に、健康管理システムCarelyのテクノロジー部分(SaaS)が今のサービスのような形に進化していくのです。
同時に、テクノロジーだけでは解決しない、出来ない部分があり、それこそ産業医や産業看護職の「ひと部分」でした。私が産業医だったということもあり、Carely産業医を本格的に事業化、チャット健康相談もCarelyリモート保健師、Carely研修という形に進化、事業化し、テクノロジーの力とひとの力を融合した今の事業モデルが作られました。
そして時代が進み、日本国内では健康経営が、海外ではESGが不可逆な時代の流れの中で、健康管理は、進化をしていきます。働くひとの健康は、事業成長と従業員との関係を構築するためのものへ。健康管理の問題で重視するのは、業務効率化だけではもったいないのです。健康管理を業務効率化していく中で、デジタル化が生まれ、活きた健康データが創出されるのです。この健康データを分析し、企業のもつ課題解決に活かせれば、自ずと働くひとの健康は創れるのです。
iCAREは他の会社と何が違うんですか?
最近ではおかげさまで多くの方々から注目されることもあり、他社と何が違うのですか?と聴かれることも多くあります。「他社との差別化」という言葉を実は、私はあまり好みません。差別化をすることが目的ではなく、お客様にとって価値をデリバーしているかどうか、それこそが最も大切なことだからです。
ただひとつだけ言えることは、iCAREはテクノロジーの会社ですが、テクノロジーの限界を知っている会社だということです。テクノロジーだけではない「ひと(人事や専門家)」をエンパワーメントすることが、働くひとの健康を創る最短だと信じています。
iCAREは「働くひとの健康を世界中に創る」と掲げている会社です。
テクノロジーでとか専門家でとか一切言っていません。どちらかではなく、両方とも必要だからです。だからこれからもテクノロジーを最大限活用しますし、人事や専門家が活躍出来ることを打ち出していきます。
最後に
健康は、価値観であり
強要された時代から選択する時代へ進み
個々人の価値観に合った健康を創る喜びが得られる
そんな時代へiCAREはこれからもテクノロジーとひとの力を融合して
実現していきます。
このiCAREでこれからの時代の中心にいる社会的課題を一緒に解決していきましょう。採用ポジションご確認ください。ここにないポジションは、自ら扉を開けてください!