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8月29日(2004)20歳の長谷部誠

藤枝東高からレッズに入ったばかりの頃の長谷部誠はとても華奢な印象だった。プロ入り2年目から飛躍的に出場機会が増え、3年目のシーズンはレギュラーの座を勝ち取っていた。
2004年8月29日J1 2ndステージ3節磐田戦。
雨の降りしきる日曜夜の埼玉スタジアム。
2-2で迎えたアディショナルタイム。センターサークル付近で鈴木啓太からのパスを受けた長谷部はドリブルを開始。巧みに磐田守備陣をかわし、見る見るうちにゴール前へ。最後は左アウトサイドでネットを揺らした。
この日はメインアッパーで見ていたが、全員立ち上がって絶叫。背番号17が多くのサポーターのハートを鷲掴みにした瞬間だった。
このゴールと2007年ACL準決勝の同点ゴールは、レッズの歴史に刻まれる伝説のシーンになった。
その後のブンデスリーガ、日本代表キャプテンとしての活躍は、本当に誇らしく喜ばしい。この秋の埼スタへの凱旋は今から楽しみだ。

長谷部が表紙のこの日のMDPは宝物
埼スタを彩る名シーンの幕




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