11月22日(2014)儚い赤き空

2014年11月22日 J1 第32節
首位レッズは残り3試合、勝ち点5差で2位ガンバを埼玉スタジアムに迎えた。
爽やかな秋晴れの土曜日。朝から撮影の準備をして、北側のオーロラビジョンの下で試合を見つめた。
0-0のまま時間が過ぎてゆく。勝てば優勝だったが、たとえ引分けでも残り2試合で圧倒的優位に立てる状況だった。
ただ56758人が集まったホームの雰囲気の中で決めたいという思いがひしひしと伝わってきた。
カウンターから88分に先制され、怪我明けの興梠慎三を投入するも、アディショナルタイムに追加点を奪われ0-2で敗れた。
色々な感情が入り混じり、試合のことはよく覚えていない。スタジアムを赤く染めた夕陽が儚かった。
この時のチームで一度リーグ優勝したかったと、今でも思う。