学習アウトプット:VRの企業活用について
どうもyotaです。最近のトレンドは、スーパーで安いワインを買って、真っ昼間から家で飲むことです。ついでにおつまみとアクション映画を一緒に見たら最高です。気が付いたら寝落ちしてることがほとんどですが、それも最高です。
ということで、今回は学習アウトプットです!
テーマは「VRの企業活用について」です。直近でライティングの仕事で書いたテーマなのですが、色々と発見もあり興味深かったので、noteでアウトプットしたいと思います!
VRとは
そもそもVRとは何か。これも例のごとくネット検索してみます。
Virtual Reality(バーチャルリアリティー・仮想現実)の略称。コンピューターによって作られた仮想的な世界を、あたかも現実世界のように体感できる技術。この技術を体験するには、ヘッドマウントディスプレー(HMD)と呼ばれる、ゴーグル型のデバイスを頭部に装着する必要がある場合が多い。
引用:コトバンク より
分かりやすいですね。コンピューターによって作られた仮想的な世界を体感できるのがVR技術。HMDというデバイスを装着することで、その仮想的な世界を体感できるんですね。
VRといえば、やっぱりゲームですよね。「バイオハザード7」は相当話題になりましたね。僕は結局やってないのですが、実際に買ってプレイした友人の話では相当怖かったようです。
と、ゲーム界隈での活用が印象的なVRですが、実はビジネスにおいても様々な活用方法が生まれています。今回は、そのビジネスでのVR活用事例についてご紹介します。
ビジネスにおけるVR活用事例
ゲームだけじゃないぞ、VR! 様々な業界において、活用されています! 5つの業界毎に活用方法と事例を紹介していきます!
・小売業
ビジネスにおけるVR活用事例では、最も有名かもしれません。米国の大手スーパーマーケットチェーンである「ウォルマート」で、VRが導入されました。
導入目的は、トレーニングです。社内で実施される接客研修やトレーニングにVRが導入されたのです。
具体的にどのように活用されたのか。
VRでは仮想現実を作り出せます。それを活かして、テレビでも話題になりがちな「ブラックフライデー」のような大型商戦時の対応研修、怒ったお客さんの対応など、「様々なシチュエーション」を作り出してトレーニングを実施したそうです。
現場を体感しての訓練ができるため、従来よりも質の高いトレーニングが実施できます。加えて、優秀な対応をしている者をマネージャーに選出したりと、人事評価にも活用しているそうです。
・不動産業界
皆さん、家探しをする時、内見に行くの面倒くさくないですか?
面倒ですよね。わざわざ移動して色々な物件を回って。。
でも、実際見てみないと「変なところだったらどうしよう」という不安もありますよね。
そんな面倒がVRによって解決されています!
何となく想像がついている方もいるのではないでしょうか。
そうです。内見をVRでできるんです!!
これにより、わざわざ現地まで行く必要がなく、しかも実際の家の雰囲気や状況も確認できるという素晴らしいシステムです。
不動産側としても現地に行くのは手間ですし、時間も取られます。それがVR内見で完了させられるなら、大変効率的です。
・建設業界
続いては建設業界です。大成建設のVR活用例です。
それはVRを使って、重機を操作するというものです!
VRの導入により、遠隔地から実際に搭乗している感覚で操作できるんです。
これの何が良いかというと災害時や放射線区域など、危険地帯における操作ができるようになったことです。
もちろんこれまでも遠隔操作自体はできたのですが、その際は複数のモニターやカメラを利用して操作していたため、モニター毎に視点が異なり非常に操作しづらいんですね。
それがVR導入により、実際に搭乗しているかのような感覚で操作ができるようになりました。これは画期的ですね。
・航空業界
航空業界でもVRは活用されています。活用している航空会社は、なんとJALやANA!
ANAでは客室乗務員に向けてVRトレーニングが実施されています。
ウォルマートの例と同様に日常における業務訓練で使われたり、緊急時の対応研修で活用されています。
こちらも従来のトレーニングより、業務手順の高い定着率が効果として挙がっているようです。
JALでは、主に航空機の整備士に向けてVR訓練を行っているようです。VRであれば、そばに航空機がなくとも本物のように訓練ができます。
また、航空機の牽引車の運転訓練も実施しているようです。VRでは雨や雪などの天候が自在に設定できます。
さらに、360度カメラにより「覗き込む」や「振り向く」といった運転時に必要な動作も含め、よりリアルに運転訓練ができます。
・医療業界
最後は医療業界です。医療業界では研修に加えて、治療にも活用されています。
まず研修における活用例ですが、経験の浅い医師の研修や教育などに用いられているようです。
緊急医療時の現場対応や患者への問診などの研修に利用されたり、ベテラン医師の執刀をそばに立って見ているかのように、学べるそうです。
他には、精神疾患への治療にもVRは活用されています。具体的にはPTSDや鬱病などです。これらは自分の過去の体験が、原因となっていることが多いそうです。そういったトラウマを克服するのに、VRが役立っているんですね。
最近の活用例ですと、イラク戦争に従事した兵士でPTDSになった人達に、VRによる治療を実施したところ、2000人以上もの人に改善効果が見られたそうです。
まとめ
ということで、一息にVRの活用事例について紹介してきました。
思っていたより、ずっと様々な分野で利用されているなと僕自身思いました。
アメリカのリサーチ会社IDCによると、VRおよびAR市場は今後も伸びていくそうなので、ますますVRの活用方法は生まれてくるのではないでしょうか。
今後もVRの動きを追ってみたいなと思った次第でした。
ここまでお付き合い頂きありがとうございました。