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Kindleで販売開始しました

私の3冊目の電子書籍がAmazon Kindleで発売開始になりました。

今回のテーマは「食品添加物」です。



 食と健康のセミナーをしているとテーマとして必ずリクエストが出てくるのが「食品添加物」です。
 皆さんからのリクエストにお応えしてお話をさせていただくと、「何を気にすればいいですか?」「絶対に買わない方がいい食品添加物って何ですか?」と必ず聞かれます。
 正解のような不正解な答えしか返せていないなぁ、といつも思います。
 具体的に食品添加物を3つ4つ挙げてお答えしていますが、これは私の個人的な主観と好みみたいなもので、皆さんにそれに従っていただこうというものでもありません。
 あくまでも、私はこうしていますがもしも参考になればやってみてください、という程度です。
 都市伝説の「信じるか信じないかはあなた次第です」っていう感じです。
 
 食品添加物を完全に排除しようと真剣に目指している方もいらっしゃるでしょうし、その反対に全く気にしていない方もいらっしゃるでしょう。 
 どちらが正しいとか間違っているのかではなく、それはそれぞれの方の生き方と考え方が違うだけのことなんだと思います。
 今までに食品添加物に関する本を何冊もお読みになれた方も多いと思いますが、理科の教科書のようなものもあり、ある程度の知識がある人でないと何だかよくわからないというものも多いと思います。

 こんな本を書こうという私には個別の食品添加物についての知識を持つことは必要なことですが、それがすべての人に当てはまるようなことではないでしょう。
 ですから、この本を読んでみようと思っていただいたあなたに必要な情報は何なのか?ということを一番に考えて書くことに注力しました。

 残念ながら私は医師ではありませんので医学的アドバイスはできません。
 ただ、今のこのおかしな世の中で、自分の健康はもちろん、大切な家族や友人たちが少しでも健康的に生きていくためのきっかけを与えることはできるはずです。
 その為にいろいろな本を読み、たくさんの方々のセミナーに参加し、予防医学指導士とフードアナリスト1級の資格も取得しました。
 大切なことは、一人ひとりが自分の食べているものがいったい何なのか?これを食べると自分の体に良いことがあるのか?それとも害を与えてしまうのか?を少しだけ意識することです。
 もっと神経質になって欲しい、口うるさく振る舞って欲しい、なんてことは全く期待していません。
 
 得てして人は不可解な、言行不一致な行動を取ってしまう生き物です。
 こんな私も、子供の頃に大好きだったハート型の有名なパイ生地のお菓子を本当に二年に一回ぐらい買ってしまうことがあります。
 本書内ではそれほど詳細にお話はしていませんが、トランス脂肪酸の代表格のショートニングやマーガリンがたっぷり入っていることは知っているのに、裏面の成分表示を見ればしっかりと明記されているにもかかわらずです。
 そして、それを食べたら、口の中はギトギト、胃がムカムカすることは経験上知っているんですけどね。

 三つ子の魂百まで、ではないですが、それを美味しいと思ってムシャムシャ食べていた子供の頃の良い経験(?)も知識として私の記憶に刻まれていますので、その記憶感情に負けてしまう時があっても仕方ないと思います。
 そこまで否定しようとはせず、自分自身をバカだなぁと思うと同時にかわいい奴と思うようにしています。
 すでに上梓しています「小学5年生でもわかる!食と健康の話1&2」の中でも、今回のテーマ「食品添加物」について何箇所か書いていますが、本書の内容と少し噛み合わないところがあるかも知れません。
 敢えて前書の内容を改定するようなことはしていません。
 その違いと変化も私が勉強をしてきたことの歴史だと思って頂ければ幸いです。

 栄養や健康に関する情報というのは常にアップデートされるものであり、新しいことがいつ出てくるのか分からない世界です。
 食品添加物は食品という名前こそ付いていますが、人工的に化学の力で作られているものですから、今後もいくらでも新しいものは出てくるでしょうし、そこに終わりはないでしょう。
 この本が皆さんの今日からの食生活と健康管理に少しでも有益なもものになって欲しいという想いで書きました。


 楽しみながら読んでいただければ幸いです。


Amazonで「若尾洋祐」もしくは「食品添加物」で検索してみてください。

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