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企業研究『ファーストリテーリング(アパレル)』

決算書から企業の強みや市場の可能性を読み解き、自分なりの仮説をもって事業の動向をとらえられるようになるのを目指して、お気に入りの動画等から学んだ「決算書のポイント」を「おすすめのコンテンツ」と共にまとめたノートです。決算書の勘どころをつかめるようになりたいという方に役立つ内容です。今後の決算でも加筆する予定です。

1.企業の強み

ファーストリテーリングの業界における特長
◆他社との差別化
 素材の開発力:ベーシックなアイテムを良い品質で安く作れる
 時価総額:アパレル企業で世界一、ZARA(インディテックス)を超えた
 海外事業:国内ユニクロ事業より海外ユニクロ事業の売上が大きい
◆事業の成長性
 売上収益YoY-0.6%、6197億円
 事業利益YoY+25.6%、事業利益率18%、1115億円
 コロナ禍で逆風の中で力強い決算
◆ビジネスモデルの特徴
 ベーシックなものを低価格帯でみんなに届ける
 ファッションの流行り廃りに影響されない
 ユニクロとZARAの比較
・ユニクロ:ベーシックな品質/低価格/顧客層広い/広告宣伝に投資
・ZARA:最新トレンド/スピード/顧客層狭く深く/店舗に投資

2.市場の可能性

ファーストリテーリングの業界を取り巻く環境や市場の可能性
◆コロナの影響
 一般的にアパレルはマイナスの影響が大きい
◆今後の注目ポイント
 コロナが落ち着いた後の成長
(アメリカ・ヨーロッパは日本・中国に比べてコロナの影響が大きい)

3.数字を読む着眼点

(1)他の決算書でも使える数字のとらえ方
◆広告宣伝費が193億円

 売上収益6200億円に対して広告宣伝費193億円は3%程度なので少ない
◆日経平均の指数ウェイトでトップ
 ここ1年は10%くらいで推移、投資家が安心して買いやすい
 要因は安定感、事業が安定していて売上が急に増減しない

(2)日経平均株価

◆日経平均株価とTOPIXの相違点
 日経平均:東証一部の225銘柄、株価の平均
 TOPIX:東証一部の全体、時価総額の加重平均
◆東証の市場再編
 流通株式比率がプライム市場は35%以上が上場維持基準
 流通株式数とは「①-(②+③+④)」
 ①上場株式数(全体の株式数)
 ②役員所有株式数(取締役など、役員と言われる人たちの株式数)
 ③自己株式数(会社が自分で持っている株式)
 ④上場株式数の10%以上を保有している人の株式

4.決算説明資料(IRレポート)

2021年8月期第1四半期 決算
https://www.fastretailing.com/jp/ir/library/pdf/20210114_results.pdf

5.おすすめコンテンツ

(1)決算解説

決算書のポイントを理解するならコレ、おすすめの動画「シバタナオキの決算実況」と文字起こし記事「決算が読めるようになるノート」です。

(2)事業内容

企業の事業内容を調べるならコレ、おすすめのサイト「strainer」です

(3)財務3表

貸借対照表(B/S)、損益計算書(P/L)、キャッシュフロー計算書(C/F)を図で見るにはコレ、「ロイター」です。https://jp.reuters.com/investing/quotes/balanceSheet?symbol=9983.T

(4)指標

指標の意味を確認するために活用したサイト

6.関連する記事

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